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交通事故の体験・・・被害者の立場から [事故防止]

今から三年程前、後ろから追突されてひどい鞭打ちになりました。
朝いつものように、出勤のため首都高を新木場に向かって走っていた時の事です。
本線から左の出口車線に入り、すこし走っていると、前方を走る二台の車が急停車しました。
その場所は、他所から来る首都高二車線と本線三車線の合流地点で、その先が一車線となり、
出口につながっているところです。
ちょうどこの場所で、二台の車が先を争っていて、行けなくなって急停止したようです。
私も少し後ろから見ていたので、これは、と思いブレーキを踏んで急停止、ホッとした直後に
後ろから衝撃が来ました。
後ろの車は、気が付くのが遅れ、あっと思った時には間に合わなかったそうです。

当初は首に違和感がある程度でしたが、一週間経った時にジリジリ、ズキズキッと痛みが走り、
前を向いて座れなくなっていました。少しうつむく方が楽で、そんな姿勢しか取れなかったのです。
気分が悪く、運転の仕事にも支障が出るので、一週間の休みを取り、療養することになりました。
スーパー銭湯に通いつつ、整形外科で首の牽引。この繰り返し。
何でこんな目に会うのか。後ろが止まってくれればぶつからずに済んだものを。
首が張ると頭がボーっとしてくる。この先運転の仕事に戻れるのか、と相当不安になりました。

いつまでも休むと仕事が無くなると思い、一週間で復帰して具合の悪い中を何とか仕事へ。
しかし、どうしても首の張りは治らず、ボーっとしてくる中を何とか目を向けて安全確認。
積み下ろしの作業をすると、途端に首が張って痛くなる。突っ張るような感じ。
痛み止めの薬を飲みながら、塗り薬をいつも携帯、信号で止まる度にそれを塗る毎日。
張りがひどくて、時に気持ち悪くなることもある。

よく、どうして欲しいですか?というのがありますが、
この体を治してくれよ !
ごくありふれた、ムチウチにして、これだけの苦痛。
痛みがあると外に出て行く気にもなれないし、前向きのエネルギーも無くなる。
体が資本なのでいつも鍛えていたが、それもダメ。どんどん張ってきて、痛みに変わってくる。

実は仕事柄、怪我が耐えなくて、腰はヘルニア、肩は脱臼、足は捻挫と、繰り返していたため、さらに今度の事故で首の張りが加わることになってしまったのです。
三年経った今でも、携帯の低周波治療器は手放せません。

事故の犠牲となって、半身不随になってしまった人、頭部損傷で日常生活が1人で営めない人。
言葉では表せない苦痛を味わっているのではないでしょうか。
俺の体を返してくれ!
ではないでしょうか。

わざとやったのではないのだから。
ついうっかりして。
これでは言われた方はたまりません。
加害者の誠意も感じられない例が、多いと聞きます。


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なつみ

こんにちは。私も一昨年の12月に事故に遭い、なかなか良い治療を探せずいました。最近になって、偶然、MRI上。所見に異常がなくても痛みはある。ヘルニアも手術する必要はない。と断言されている医師を見つけてその治療に関することをすすめていたら。10分立つことが辛かったのがかなり歩くことが出来るようになってきました。頚椎捻挫・腰椎捻挫と両足も悪くなっていました。諦めないで絶対、治ると思います。その先生、曰く。頚椎捻挫・ヘルニアは治らないっていう人が多いけど。私のように本当にどうにもならなくなった人が何故か僕の所に来るんだよね~。でも治っちゃうけど。って言います。何かお力になれることがありましたら情報提供します。やふーぶろぐで『わび・さび・かな』というタイトルでブログをやっています。もし、興味があるのでしたら連絡下さい。それでは、また。お大事に~
by なつみ (2007-03-10 01:35) 

cargo

なつみさん。力強いコメントありがとうございます。必ず治ると私も思います。突然の事故に遭って首、腰、足と長い間つらい思いをされたことと思います。痛みのほうは良くなりましたか?
良い先生にめぐり合ってよかったですね。
このブログを書いたのが昨年の6月で、いろいろあって一番調子が悪かった時期でした。さすがに何とかしないといけないと思っていたときに、あるところで体質改善の方法を教わりました。不思議なことに毎日やっていくうちに、徐々に状態が良くなってきました。身体を冷えから守るというものですが、なかなかの優れものです。いままで自分の身体に無関心だったことが、改めて痛感させられています。
今では気圧の低い日以外は、苦痛もなく普通に生活できるようになりました。続ければもう少し良くなるかなと。
なつみさんもお大事に。
いろいろコメントをいただけるとありがたいです。
現在の医学の水準では分からないことが沢山あるようですね。
by cargo (2007-03-11 23:55) 

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