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東日本大震災から12年 [雑感]




2,011年3月11日、東北地方を中心に大規模な地震が発生、その数十分後に襲ってきた津波に襲われ多くの命が失われました。ご冥福をお祈りします。

当方千葉市に住んでいますが、地震が発生した時に自宅の近所を見回りました。屋根瓦が落ちたという家もあり、ガラスが割れたり、食器が割れたり、アスファルト道路に亀裂が入り水が流れ出ている箇所もありましたが、元々畑だったこともあり、この程度で大丈夫でした。すぐに被災の様子を見に行きたかったのですが、4月からは自治会の仕事を引き受けなければならず、1年間は出掛けられない状況でした。

日本の国土は地震、津波、河川の氾濫、火山の噴火など自然災害からは逃れられないところにあります。日頃の備えがあって始めて防災体制が作れるのですね。ものだけがあってもダメで、連絡体制と救出、ネットワーク、協力関係など日頃から構築しておく必要があるのです。東日本震災が起きた場所は地元の結びつきが強い地域でお互いに強力する関係が出来ていましたが、これが東京などで起きた場合、皆がお互いに協力できるのかという心配があります。

 

 

 

 

震災の翌年、被災地にある社協の協力を得て1週間ほどかけて被災地を訪問することが出来ました。当時の様子をブログでもお伝えしましたが、もう一度写真を掲載します。

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2,012年4月の様子です。

がれき処理がなかなか進んでいないようです。

木材とゴム、ヘドロ微生物などの発酵により、内部の温度が高くなって火災が発生しています。分別せずにうず高く積み上げたため、危険性が高まっているそうです。

内部の温度を測り、パイプを突き刺して熱を逃がすなどの対策をとっているものの、時間が経過するほど微生物の活動が活発になって、火災の危険性が増しているようです。

がれきの引き受けを拒む自治体が多いということですが、どうにも筆者には理解できません。放射能を心配するという理由で、岩手や宮城のがれきまで拒否するということなのでしょうか。

発酵するものやハエなどの害虫が出て来るものは、焼却せざるを得ないと思いますが。

 

政府は8月3日に工程表を決定し、岩手と宮城沿岸部のがれきの53%を来年3月末までに処理する中間目標も入れられた。全作業の完了は26年3月末だという。

岩手、宮城、福島3県のがれき量は、可燃物が中心の『災害廃棄物』は1,811万t、津波が運んだ土砂などの『津波堆積物』が954万t、総量では2,765万tとなる。

 

 

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宮城県七ヶ浜町のがれき 24年4月5日(サッカーゴールと比べると大きさがわかる)

〇被災地支援活動報告

4月2日~9日、7泊8日で宮城県七ヶ浜町に行ってきました。

被災地支援が目的で、仮設住宅のみなさんに健康体操(ゆるゆる体操)を指導するとともに、カウンセラーでもあるため心のケアも。

現地のサポートセンターにスケジュールを組んでいただいて、4つの集会所を計10回訪問。おかげ様でとてもスムースに実施できたと思います。

集会所のみなさんは年配者が多かったのですが、とても親切で話しやすく素朴な人たち。同じ土地の住民同士なので気持ちも通じ合うのでしょう。お茶を飲みながら皆でいろんな話をすることが楽しみのようです。

友人を失った人、親戚を失った人、親を失った人、目の前で助けられなかった人、寝たきりの高齢者を置いてくるしかなかった人、いまだに子供を探して訪ね歩く人、築いてきたものすべてを失った人、

人の命はいつかは終わる、しかし突然に奪われてしまったこと。

集会所の中は、全国から送られてきた応援の垂れ幕、寄せ書き、色紙、贈り物などなど。『がんばれ!』『負けるな!』が多かった。いつも頑張れるわけではないけど、気持ちが伝わってきてとても嬉しい、とおっしゃっていました。

私たちは、いつも被災地とともにある。

 

〇そこに立ってみると津波の凄まじさがわかる

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海沿いの道路がえぐり取られて

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田んぼの区画が見えなくなった

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家の基礎だけが残っている

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多賀城市にて

 


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しんたろうくん近況報告 [雑感]



今回は我が家のパートナー『しんたろう』君の成長報告です。

年齢は1歳8ヶ月で、家にきてから1年と2ヶ月経過です。当初より少しおとなしくなりましたが、散歩では変わらずパワー全開です。

体力を発散させるため2日に一度、10Mリードで広い公園を走らせています。

飼い主の布団でくつろいでいますが、寝るときはここ以外はイヤだと言っています。おかげでしんたろうくんが真ん中で、飼い主は端に追いやられます。

布団をたたむときは大変、上に乗って妨害。しんたろうくんが外に行っている隙に。

カマッテちゃんが、こちらを見ています。

もうこうなったら、動きません。腕づくで退かそうとしても、体重があるので重たい。14㎏くらいありそうです。

人間と同じにタテに寝てくれると良いのですが、ヨコに寝られると足のところが邪魔になって窮屈です。

床に座っていると膝に乗ってきます。机に向かって座っていると、足下にまとわりついてきて、離れてくれません。

立ち上がるときには、足下を見ないと踏んでしまいますね。

 

 

 

10月末に埼玉県秩父の三峯神社へ行ってきました。その時の様子を後日紹介します。

 

10月末に埼玉県秩父の三峯神社へ行ってきました。その時の様子を後日紹介します。


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グリホサート5倍でも隠蔽、サクラ印ハチミツ [雑感]




業界トップシェアを誇る、サクラ印のハチミツからグリホサートが検出されていた。基準値の5倍。

しかも2月2日の社内会議で問題となっているのに、その後隠蔽し、この会社のHPは未だに何もなかったことにしている。

食品衛生法からいったらアウト。回収ははっきり言ってしたくない。

「グリホサート」とは、世界中で広く使用されている除草剤の主成分だ。2015年には国際がん研究機関(IARC)が「ヒトに対しておそらく発がん性がある」とし、危険度を示す5段階評価で2番目に高い「グループ2A」に分類。そうしたことから世界中で規制強化の動きが広がっている要注意成分である。

【独自】トップシェア「サクラ印ハチミツ」に基準値超えの発がん性疑惑農薬 役員らは隠蔽 デイリー新潮

サクラ印ハチミツ『株式会社加藤美蜂園本舗』のHPは何もなかったことに

【ゆっくりニュース】トップシェア「サクラ印ハチミツ」に基準値超えの発がん性疑惑農薬 役員らは隠蔽

 

2月に問題を把握して10月までの間、スーパーなどで販売し続けていた訳ですから、悪質としか言えません。

国の食品に含まれる農薬基準値を緩和しようとの動きもありますが、今現在の基準では違法です。

世界中で規制強化しようとするグリホサートを、日本では緩和しようというのですから、どうなっているのでしょうか。

パンも以前に問題となりましたが、消費者はグリホサート入りの食品を食べさせ続けられるのでしょうか。


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高知県の自然スポットパート2 [雑感]

この記事はk-doujou.comからの転載です


高知県の自然スポットパート2です。


高知市から車で1時間位で須崎市につきます。

ここは須崎市の野見湾です。

正面の小高い山の向こうには太平洋が広がります。

実は父親の実家へ行っていまして、そこから撮ったものです。

小学生の頃からの記憶があります。潮が引いた浜で貝を獲ったり、祖父の小舟に乗ってタコを釣ったり

数十年が経過して、人も世代も変わりました。しかしここから見る景色は変わりません。

野見漁港。かつてはハマチの養殖や漁業で栄えていましたが、数十年が経ち寂れてきました。

須崎駅の周囲も閑散として、国道沿いに大型ショッピングモールが立ち並ぶようになりました。

しかし自然だけは昔のままですね。

地元の須賀神社で秋の例大祭。何時間も掛けて行われます。

しめ縄の交換(縄きりだったかと思います)では、子供たちによる独特な舞と口上が披露されました。

須賀神社大谷の花取り踊り

須崎市浦ノ内湾 こちらは母方の実家の近所になります。時間が夕方だったので薄暗くなっています。

前回の『高知県自然スポット』は、いとこの皆さんに連れて行ってもらったものです。

 

正面には太平洋を臨む横浪黒潮ラインがあります。

海でも山でも、とにかく自然だけは溢れるほどありますから、一度行ってみて下さい。



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高知県の自然スポット [雑感]

改善道場から転載


少し時間が出来ましたので、連続してアップしていきます。


昨年10月に高知県に行ってきました。そのときの画像を紹介します。


高知県高岡郡越知町 大樽の滝







国道33号沿い越知町宮の前公園、仁淀川の河川敷でコスモスが咲いていました。



コスモス祭り 150万本が辺り一面に





 ところで、NICE!をしてもらうと励みになります。


高岡郡四万十町 松葉川温泉


曲がりくねった狭い道をたどり着きました。本当に山の中です。



山の上に雲がかかっている





吊り橋から目を見張る光景が



 


松葉川温泉  江戸時代にはすでに霊泉として知られた、四万十源流・日野地川の渓谷に湧く温泉だそうです。


夕方、日が落ちた頃に入りました。露天風呂になっていて目の前がすべて山と渓谷です。


真っ暗な中に川の流れる音と、山の輪郭が浮かび上がります。


自然のこの景色は今まで見たことのないものでした。松葉川温泉|四万十町役場 (shimanto.lg.jp)


 


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台湾パイナップルで応援を! [雑感]

いつも行くスーパーで、たまたま見つけました。台湾産のパイナップル金蜜です。

探していたんですけど、どこで売っているか分からなかったもので。これはライフで¥680。税込み¥734です。

フィリピン産は¥380くらいだったので割高ではあります。しかし今回は台湾支援が目的なので躊躇なく購入しました。

台湾のパイナップルは対外輸出のうち中国向けが90%以上を占めていましたが、これから収穫が始まろうとしている2月26日に突然、3月1日からの輸入禁止を言い渡してきたのです。

理由は台湾産パイナップルに虫が付いているから輸入をしばらく禁止する、とのこと。

これまで中国における検疫の合格率はほぼ100%(最近97.79%)だった。これなら消毒すれば良いのに、中国は輸入禁止にした。

むしろ虫が付いていると理由をつけて、経済的にダメージを与えたかったのではないか、と見られています。

トランプ政権のアメリカや日本との距離を縮めようとしてきた蔡英文の台湾を、苦々しく思っていたのでしょう。

パイナップルの産地は台湾南部で嘉義県、台南市、高雄市、屏東県などで、民進党の首長が大々的にキャンペーンを行っています。

台湾でパイナップルが生産されるようになったのは日本統治時代からで、ハワイから栽培技術を導入して缶詰を製造し内地に送っていました。

食べ方はまず葉の部分を手で鷲づかみにして手前にひねると簡単に取れます。そしてお尻をカット。次に円の中心からタテにカット。さらに果肉に沿って皮をカット。食べやすい大きさに切ります。デコボコがあるので皮の部分が残ると食べにくいため取り除いた方が良いでしょう。

しんたろうくんと一緒においしく食べました。味の方はすっぱい酸味が控えめで果肉が甘く、芯まで食べられるのです。高級フルーツの味わいでした。また買いたくなりました。

桃園市市長 鄭文燦 ツイッターから  台湾産のパイナップル、中国は3月1日からの輸入禁止を発表しましたが、我々はそれでも決してたじろぎません。台湾の農民が苦労して育てた美味しくジューシーなパイナップルは、台湾のみならず、日本の方にも愛されています。まだ召し上がったことのない方は、ぜひ台湾産のパイナップルをお試し下さい。

 

 


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しんたろうくん1歳 [雑感]

ご迷惑をおかけしました。https://k-doujou.com/shintarou1/でもご覧いただけます。


今年の4月15日に『しんたろう』くんは1歳を迎えました。
 
 

 
何だか痩せているように見えますが、実は身体が長~いのです。
半年前に迎えた時には9㎏でしたが、今は12.5㎏です。小柄なコーギーが多い中で、しんたろうくんはやや大きいようです。
このまま太らせると、かる~く14㎏までいってしまいます。獣医さんのアドバイスもあり、現体重維持です。肥満になると寿命が2年くらい短くなるそうです。
 
ちょうど彼岸の時期と重なって桜が満開となりました。
 

 
 
しんたろうくんも一緒です。
 

 
しんたろうくんは北九州から飛行機で来ました。
当初は犬と合っても人に会っても、ビックリして吠えまくっていました。
散歩でバス通りに出たら、途端に落ち着きがなくなってソワソワ、じっとしていられない。

 
半年経って少し慣れてきました。人は好き、車も気にならなくなって、しかし犬には慣れないようで。一緒に歩いていると、急に前に飛び出します。コーギーは3代目ですが、しんたろうくんは一番興奮が強いようです。
散歩は走るものだ、オレに付いてこい!って

エネルギーが有り余っているので、10㍍リードを使い夜の公園で2日に一度走らせています。

 
でもカワイイですね。家にいる時はノンビリしていて、カマッテチャンです。もっと撫でてくれと催促ばかり。ボールや縫いぐるみのおもちゃを、外に持ち出して遊ぶのが日課ですが、それを取りに行くのが飼い主の仕事になっています。
 
 
Special thanks to ブリーダー土谷さん。良い子を育てて下さってありがとうございます。これからが楽しみです。
 
 
 



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てつろうくん永遠に [雑感]

てつろうくんの記録として書きました。

コーギー購入 コーギー購入てつろうくん てつろうくん

家族の一員である『てつろう』くんが7月12日、日曜日の朝、永眠しました。

7月3日の昼近くに帰宅すると、てつろうくんは力なくヨロヨロ起き上がります。やっと立っているように見えるので、これはおかしい。

その日の夕方、車で動物病院へ連れて行ったところ、獣医師は『腰のヘルニアではないか』というのですが、それにしては身体全体から力が抜けているため、飼い主としては納得がいかず、血液検査を要望しました。

検査結果によると、クレアチニン値は5.50(正常値は0.4~1.4)で本来腎臓から尿として排出できているはずなのに、この数値が明らかに高く、重症であることが分かりました。この時から毎日の病院通いが始まりました。

 

当初元気だった『てつろう』くんも、日一日と徐々に体力が弱っていきました。当初は自分で歩いて行ける状態だったのが、8日目となった最後の診察では自分で立つことが出来ず、抱きかかえて連れて行くようになりました。

獣医師によると『糸球体腎炎』という自己免疫疾患で予後は悪いといいます。

1日おいて3日目の採血ではクレアチニン値が15.09で約3倍になっています。既に薬には何の反応もしていません。これが手の施しようがない危篤の状態であるのは明らかですが、2,3日前は元気でピンピンしてたので、飼い主の方は何か悪い夢でも見ているかのように目の前で起こっている状況を飲み込むことが出来ませんでした。

 

それでも最後の時はやってくるのです。こちらの準備や覚悟とは関係なしに。

正直に言うと、まだ治るし治る方法はあると思い続けていました。まだ7歳になったばかりなのに。

まだまだ一緒に遊びにも行きたいし、旅行にも連れて行ってあげたい、もっと色々な人と会って可愛がってもらえるし、もっと楽しい思い出を沢山たくさん作って、仕事で留守番ばかりさせたので、のんびりとした老後を過ごさせてあげたい、そして12歳とか15歳まで・・・・・・・。

それが今、自分で立ち上がれず、横になって苦しそうにハアハア大きく呼吸をしている『てつろう』くん。この子が悪いわけでもないのに。何とか助ける方法はないのか、と手当たり次第に情報をかき集めましたが・・・・・・予後が悪い、自己免疫疾患は7歳前後に発症する、などの記述が目に入ります。

この状況、いつ何が起こっても不思議ではありません。2日ほど仕事は休みを取りましたがこれ以上は無理です。後ろ髪を引かれる思いなのですね。『じゃ、行ってくるから留守番しておいて』というと、てつろうくんはスッと立ち上がり窓の方を向いて座っています。

外から窓越しに見たときに、自分を見送ってくれているんだ、と分かりました。グッとくる瞬間です。しばらく『てつろう』くんと目を合わせていましたが、時間が来たので出発します。

動物病院には休診日を除いて毎日通いましたが、もはや点滴の薬さえ効かず、最後は痛みを取るための輸液をし、注射器に入った痛み止めの座薬を渡されました。

そして9日目の日曜日。7月12日です。朝から呼吸の速度が速くなっています。意識もないように見えます。この状態では病院へ連れて行くのは無理と思い、予約キャンセルの連絡を入れました。看護師の方は事態を察知したのか、ずっと付いていてあげて、と言います。

午前10時過ぎです。突然身体を硬直させ、何度か痙攣を起こし、大きな声を上げました。目を見開いたかと思うと横に寝た状態から立ち上がるようになり、そのままベッドに倒れ込みました。呼吸は既に止まっています。

『ごめんね。何もしてあげられなくて・・・・・・・・』こんな言葉しか出てきません。

『てつろう』くんは私にとって宝物です。先代コーギーの『だいすけ』くんを育てた経験と反省から、今度はもっと仲良くなれる、心が通じ合うことを心がけてきました。そのおかげで手のかからない良い子に育っていたし、友達のように一緒に寝て、起きて、遊んで、楽しかったのです。自分から自己主張してくる。

私が睡眠時無呼吸とメニエール病を発症し、治すための試行錯誤を繰り返している時、播種性血管内凝固(DIC)で死亡する手前まで行った時、病気や後遺症で社会生活が出来なくなった時、いつも一緒にいてくれたのは『てつろう』くんでした。

だからこそ、特別の存在なのです。

ずーっとこの時間が続けば良いと思っていました。

それなのにまだ7歳でどうして亡くなるのか、何故自分から奪うのか、という思いが強くなってきます。

本日9月12日はてつろうくんの命日から2ヶ月目です。やっと今日になってブログに記すことが出来ました。

『てつろうくん。一緒にいてくれて本当にありがとう。この時を胸に刻んでいきます。生まれ変わったら今度は健康で幸せになってね』


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てつろうくんです [雑感]

今日は気分を変えてウエルシュコーギー『てつろうくん』の映像をお送りします。
動画貼り付けの練習を兼ねていますけど。

一番最初は今年5月、近所の公園で楽しそうに歩き回っています。



『てつろうくん』は、現在3歳7か月です。埼玉県の寄居まで迎えに行き、車に乗せて連れて帰りました。本当に小さくて片手に乗る大きさでした。

 最初は散歩が苦手だったようで、地面に降ろすと座り込んで動かないのです。リードで引っ張っても動こうとしません。仕方なく抱っこして近所を歩いていました。外の世界が初めてだったのかもしれませんね。

しかし、そんな心配もいつの間にか無くなりました。今では自分の好きな方へグイグイ引っ張って行くし、匂いを嗅ぐことで忙しいし、行きたくない所へは拒否権を発動します。そっちは行きたくない、と足で踏ん張り抵抗します。

先代の『だいすけくんと比べると育てるのが楽だと思います。小さい時から付きっ切りで一緒にいましたから、意思の疎通が良く出来るようになったのかもしれませんね。

本気で噛むことはないし、トイレも庭でしてくれるし、何かして欲しいことがあるとアイコンタクトをしてきます。ただ甘ったれですから困ることがあります。

地震や雷が大の苦手で、ワンワン吠えて飼い主の膝に飛び込んできます。

2番目は今年4月の桜が満開の時です。



3番目も桜ですが、この日は風が強く強風に枝が揺さぶられていました。




4番目は家を出てすぐの時で、早く行きたい! と引っ張っています。




てつろう君は先代と同様、去勢をしていません。 去勢は必要ないと思いますから。犬は犬らしくです。

5番目は別の公園で歩きまわっています。人を見つけて吠えています。


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歴史的転換点!トランプ勝利 [雑感]

今日は歴史的転換点!

グローバリストのヒラリーを押しのけ、トランプが勝利!

白人中間層の怒りが炸裂した結果だ。

多国籍企業をはじめとするグローバリストを、ポトマック川に叩き落とせ!

ちょっと言い過ぎか

大統領選の適切な解説ですyoutube(お早めに)

宮崎正弘氏出演youtube

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)11月10日(木曜日)弐
       通算第5079号  <前日発行、その2>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<速報、その3>
 プーチンにんまり。習近平、顔面蒼白。ウォール街は周章狼狽
 トランプ当選ほぼ確定。NYタイムズ予測ライブは95%でトランプ
****************************************

 1325現在(日本時間)、ニューヨークタイムズの予測ライブは、じつに95%の確立でトランプ勝利を予測している。選挙人獲得は290から305人。
ほぼ勝負は見えたようである。

地殻変動のつづいた世界政治のなかで、「グローバリズムへNO」という回答がでた。主権と独立心の回復を叫んできたナショナリズムの勝利、というより、これは左翼リベラリズムの完全敗北を示してあまりある。

次の予測はフランス総選挙で、ルペンが大統領となる可能性もゼロではなくなった。オーストリアの大統領選挙のやり直しも保守が勝ちそうである。
この結果をほくそ笑んでいるのはロシアのプーチン、顔面蒼白は習近平。中東ではサウジもイランも、トランプを歓迎としてきたから、安堵しているに違いない。

過去、ヒラリー陣営のあやしげな財団に巨額を迂回献金してきた中国としては、まずい事態の出来というわけだ。
間接的にトランプを支援してきたロシアはにんまりというところか。

選挙結果の分析は早すぎるにしても、左翼全盛のニューヨーク、バージニア、ペンシルバニア、そしてイリノイ、これから開票が始まるカリフォルニアなど西部三州のうちワシントン州は共和党が勝つかも知れないが、いずれもクリントンの牙城でもあり、トランプが勝つ見込みははじめから考えにくい選挙区だった。
ところがこうした民主党の牙城でも、トランプが予想外の善戦をしている。

日本のマスコミはなにしろ左翼偏向のニューヨークタイムズやボストングローブ、そしてロスアンジェルスタイムズなどを基準にして報道するから、間違えをやらかすのである。テレビの変更はもっとひどく、CNN、ABC、NBCは左翼の牙城である。

ウォール街は「こんな筈ではなかった」と周章狼狽、株価下落。日本に跳ね返り、前場は株価が上昇する場面もあったが、円高にぶれて、500円の下落を示した。

いってみればエスタブリシュメントの既得権益をまもるヒラリーと共和党保守派はおなじ穴の狢だから、アウトサイダーを排撃するのは自然の流れである。

 フロリダ州とオハイオ州でも、トランプ辛勝。中西部、南部は当然ながらほぼ全勝。例外はニューメキシコ州とコロラド州で、移民問題がトランプの敗因だろう。

     ▽△◎み□◇▽や□◎○ざ◎□○き○□◇


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だいすけの記憶 [雑感]

ブログページでは画像で参加していました『だいすけ君』。

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先日、力尽きて亡くなりました。9歳7ヶ月。

肝臓からの出血で腹水が溜まり、呼吸が荒く一つ所にじっとしていられない様子。本当に苦しそうでした。もう駄目かと思いながらも強い生命力で持ち直し、3日間の峠を乗り切りました。

そして7日目の夜、急に下血して、夜中に何度も何度も下血を繰り返し・・・・・貧血のためか少し歩いてはバタッとへたり込む。

時折、悲鳴のような声。また歩いてはバタッと。

お腹の痙攣が数回。とても見ていられません。

出来ることは全部やったと思いながらも、どうすれば良いのか、何かないのか・・・・・・助けてあげたかった。

部屋の床から玄関まで下血で一杯になり、片付けても片付けても間に合わない。片付けを諦めて、体をさすってあげる。頭から首、背中をさすっていると楽になるようで、荒かった呼吸が静かになってくる。

そんなことを何度か繰り返し、気が付くと朝の6時。だいすけも少し落ち着いた様子なので仮眠をとることにしました。

そして目が覚めると、いつもの横になって眠っているような姿勢が見えます。

近づくと目を開けてこちらを見ている。『大丈夫か?』と声をかけ体をゆすると、反応がない・・・・・・

戦いが終わったのですね。

苦しい表情ではなく、いつもの元気な時の表情だったため、今にも起き上がりそうです。

数時間前とは違って、安らかな顔になっている。

『だいすけ、よーく頑張ったね。よーし、偉かったね』と沢山褒めてあげました。

お腹の下に手を入れると暖かい。時間もそれほど経過していないようです。

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気の強い奴だったから、病気を諦めることはありませんでした。身体はだんだん弱くなっていきましたが、生への執着とエネルギーは強かったと思います。

最後の夜でも、ささみやレバーを食べようとして(のどを通らない)たり、普段は出さない飲むヨーグルトをペロペロ飲んで、もっと寄こせ!と催促してきます(薬を粉にして飲ませる最後の手段)。

苦しみ方が酷いので、もう一度薬を飲ませようとヨーグルトを口先まで運びました。

待ってました! と口を近づけますが、容器にあごを乗せたままじっとしています。

もう飲めない。

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命とは、とても重いものです。一人の命にはいろいろな人たちの思いが込められているんです。一つの命が失われると、これらの人達の心に大きなショックと喪失をもたらします。自分から粗末にしてはいけません。相手の命もそうです。終わりの時は必ず来ます。人生で成功するか、失敗するかなんて、関係ありません。人や社会の価値観とも無縁です。私は命には何かしらの役割が与えられていると思うのです。苦しく困難な時があったり後ろ向きになる時もありますが、役割を引き受け諦めずにやろうとするかどうかが問われます。結果は後からついてきます。この命は新たな次の世代に引き継がれていきます。

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悔しい・・・・・。

昨年9月、急に足を引きずって歩くようになり、飯も食わず玄関でうずくまっていました。痛そうです。病院へ連れて行くと、高熱があり自己免疫疾患とのこと。自分の細胞を攻撃してしまう病気です。このころから排便困難の症状も出てきて、体調に気を配るようになります。

ステロイドの効果もあってだんだん回復し、いったんは薬ゼロで元気に散歩出来るようになりました。ただし排便の方は調子の良い時、悪い時があるようです。何度か病院で排便処置してもらうことになりました。3日に1度は洗面所でお尻を洗ってあげます。そんな状態がしばらく続きました。

『いつまで一緒に散歩できるかな』と、だいすけと歩きながら考えていましたが、まだ10歳にもなっていないし、まだ先のことだろうと。

6月初め、前足を引きずるような歩き方をするので、ステロイドを再開。だんだん散歩を嫌がるようになり、食も細くなりました。

それからしばらくたっても改善せず、背骨が硬く緊張していて、胸のところが以前より張って見えます。

腰でも痛めたのか、という感じで病院へ連れて行きました。ところが血液検査の結果は肝機能数値の上昇と赤血球の減少。ビックリです。肝臓から出血しお腹に溜まっている状態。

この時は自分で歩けたし、病院でも元気でした。

薬の量が一気に増えたものの、パンに挟んで与えても半分しか食べない。もうこうなったら何でも食わせようと、スーパーに行ってササミやレバー、ヨーグルト、プリンなど手当たり次第。

涼しくなる夜中に食欲が出るようで、茹でたササミやレバーを口に放り込む。

だんだん歩けなくなって、抱きかかえて外のトイレに連れて行くようになりました。

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海浜動物医療センターの皆様、担当の先生、ありがとうございました。こんなにきれいな花をもらってだいすけも喜んでいると思います。そういえば待合室では誰かの名前を呼ぶたびにワンワン!うるさかったですね。1人で騒いでいました。

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ペット霊園で火葬しました。骨を部位ごとにきれいに並べてもらったのには感激。頭蓋骨はウルトラマンの様で面白い形。写真を撮ってきました。

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見よ!この目力

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手のかかる奴でしたが、それだけにいなくなると寂しいですね。

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こいつのせいで車の後席シートとシートベルトがボロボロ、玄関の引き戸も形が変わりました。雨で散歩に行けない日があると『ゆるせねー!』とばかり洗面所の前で小便をしてくれます。

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飼い主より先に行くのが当然。台所が好き、部屋の扉を開ける前に一目散でダッシュしてきます。

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冬の寒い日に布団を取られそうになったので、仕方なくだいすけ専用を一枚。

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こっちを見ろ!と前足でテーブルの足を叩いて音を出します。ナニ?・・・ジャーキーくれ!自己主張がはっきりしていて、分かりやすかったですね。犬というよりは人間の子供と一緒にいるようでした。

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外に出て、お座りさせてから散歩スタート。一歩出た途端に、毎回必ずリードに食いついてきます。俺について来い! ビシビシやった時もありますが、とうとう根負け。頭にきてリードを放して歩き出すと、こちらの顔色を見ながらついてくる。

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だいすけ君との楽しい日々、気が付くと9年7ヶ月。もう少し生きていてくれたら良かったね。犬には犬の霊界があって、その後輪廻転生で生まれ変わるそうです。そうなったら、また会おうぜ。


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民主党の終焉と日本を取り戻す戦い [雑感]

ようやく待ちに待った、政権交代のための選挙がやってきた。

如何に民主党のど素人外交と国内政策が酷かったかは、他のメディアやブログに譲るとして、ここでは以下の点を指摘しておきたい。

それは第一に政治家の語る言葉が地に落ちたこと。鳩山、菅、野田の3首相にしてどれだけ嘘をつき、ごまかし、国民との約束を反古にしてきたことか。

第二に政治家が自ら責任をとらないこと。尖閣諸島漁船衝突事件で、船長の釈放を那覇地検のせいにした。福島第一原発事故でも、東京電力のせいにした。

この二つのことは、政治に対する信頼を根本的に傷つけている大きな問題である。次に首班となる人物には、必ずこの二つを取り戻してほしい。

今回の選挙の争点は、間違いなく外交・安全保障であり、停滞している経済政策であるべきである。そうでなければ、日本の領土はかすめ取られ、国民生活はどん底に落ちるからである。

維新を率いた大阪の橋本徹市長。まるでインスタントで作ったラーメンのように中身が薄い。出てくる政策がくるくると2転3転する。一体あなたのやりたいことは何なのか?と聞きに行きたくなるが、国の基本政策についても日が経つとまた変わる。

さらには、『立ち上がれ日本』との合流でまた政権公約変更。理念が違う者同士で集まると、政権をとっても不協和音の方が大きくなり、一本筋の通った政権運営など出来るはずもないだろう。

要するに、有権者の顔色ばかりを窺って人気の出そうなものを訴えているポピュリストに過ぎないと思うのだが。恐らくこの人は権力欲の強い、トップになりたいだけのパフォーマーだと思う。首相公選制とは、TVタレントが首相になるってことなの?素人政治はもうお断りだ。

石原慎太郎氏についても、発言からは国民の声に耳を傾ける姿勢がほとんど感じられない。俺についてこい、式のリーダーシップも結構だが、ここを間違うととんでもない独善・独裁に陥るのではないか。霞が関官僚叩きなら民主党の方が一枚上だ、結果は民主の敗北だったが。道州制や地方主権など誰も望んでいない。

10万人以上が寄付した、東京都尖閣購入資金の14億7千万円をどうしてくれるのか。塩漬けにしておいて、都知事辞任以来、尖閣の実効支配を巡る発言はほとんど出てこない。この点でも、寄付を寄せてくれた人達から無責任のそしりを免れないだろう。

もし、子息の石原伸晃氏が自民党総裁になっていたら自身は国政に打って出ようとはしなかったはずだ。もし、国のために私利私欲を捨てて、最後のご奉公をするのなら、二人の子息の選挙区にも維新の候補を立てるべきであろう。

石原氏には無私というよりも、首相になりたいという私欲や権力欲が透けて見えるのだがどうであろうか。

☆この人だからこそ首相になってほしい

では、お前はどこの政党を支持するのだ?と聞かれるなら、迷わず私は安倍晋三と答える。道半ばにして挫折を味わったこの人物が、もう一度国のかじ取りをしようという時の意気込みは、並大抵のものではない。

安全保障の要である日米関係がズタズタになって、中韓露の包囲網にやられ放題。歴史問題で共同し、過去の清算を繰り返し迫ってくる。日本人が如何に残虐で傲慢であるかの宣伝が、世界中を駆け巡っている。我々はそれほどに悪い民族なのであろうか。

円高デフレの進行は、企業を疲弊させて軒並み赤字決算。外国からの買収の手が上場企業にまで迫ってくる。年収200万円以下の勤労者が増え続け、正規雇用の代わりに派遣、契約、バイトばかりになり、経営合理化の圧力は、増々低賃金となって跳ね返る。

ところで日本が円高であればあるほど利益を得る国がある。アメリカ、中国、韓国がそれである。ドル安、元安、ウォン安を武器に輸出攻勢をかけ、日本を蹴落としていく。それでも国の政策はない、日本銀行は現状維持で何もしない。こんなことで良いのだろうか。

産経新聞の田村秀男氏によると、デフレは経済活動全体を委縮させる。私たちの生活を破壊する。税収を減らして国家財政を危機に陥れる。総合消費者物価は11年、97年比で3.3%下がったが、サラリーマン世帯の収入は15.8%少なくなった。

この間、国内総生産(GDP)は1割減ったが、中国のそれは6倍と膨張し、経済規模で日本を抜き去って世界第2位になった。(11月28日)

また、日銀は金融緩和してると見せかけながら、実際には金融を引き締めている。日銀の資金供給残高は08年9月のリーマンショック前に比べて40兆円増えたが、市中銀行はその87%、35兆円を日銀での当座預金口座に留め置いたままである。

日銀が当座預金の約8割に対し、ご丁寧にも0.1%のプラス金利を約束しているからだ。これでは実体経済に金が流れず、デフレから脱するはずがない。(11月25日)

白川総裁が、日銀の独立性だの中立性だのと、さかんにまくしたてるが、本当に独立で中立であると思う人はいるのであろうか。本来の役割は国の富を守り、増やすことにある筈なのだが、実態はアメリカにとって都合の良い円高容認を続けてきただけだ。

このような日本を黙って見ていられなくなったのが安倍晋三氏である。今のままでも首相経験者として地位と名誉はあるのだから、自民党顧問や幹部としても安泰だろう。それでも総裁選に出たということは、もはや自分のためではない。

国際社会の中で日本の地位は増々低下し、経済も疲弊し切ってGDPが毎年減っていく状況。近隣諸国からは舐められ、恫喝と根拠のない謝罪要求。

多くの日本国民は中韓の横暴な態度にはらわたが煮えくり変えるほど怒るが、自分たちの政府は受け身一辺倒で何ら対抗できていない。それどころか問題を起こさないようにとの事なかれ主義ばかりがはびこっている。

このような状況にあって、安倍晋三氏は自ら責任を引き受けようとしている。是非この人物の言葉に耳を傾けて、人柄に触れてほしい。

案の定、TVや新聞などから猛烈なバッシングとパッシングの嵐。『政権を途中で投げ出した首相』とか『おなか痛くなってやめた人』などの総攻撃が始まった。朝日新聞の若宮啓文主筆は、『安倍たたきは社是。安倍の葬式は朝日で出す』という話まで流れた。

安倍氏の病気を笑えますか?

これだけ叩かれるのを知っていて敢えて立ったのは、日本を取り戻すためであり、それは国内の既得権勢力に対して、命懸けの戦いを挑もうとしているからである。

既得権勢力とは、GHQから戦後利得を得たTV,新聞などのメディア、大学、左翼勢力などなど。

左翼と戦後体制の利得者たちにとって、この人物の登場を如何に恐れていたかが分かる。『戦後レジームからの脱却』は日本の体制を根本的に変えることになる。

安倍晋三氏が総裁になった時、3つのことを国民に約束した。それは『強い日本』、『豊かな日本』、『(子供に)誇れる日本』である。

軍事力の裏付けによる外交交渉力を持ち、尖閣などの侵略行為には断固排除すること。米、英、仏、独、スイス、オーストリア、中、韓、露など、どの国でも普通にやっていることだが、日本だけが出来なかった。なめられる理由はここにある。

例えば、軍隊を持つと戦争がしたくなる、という人がいるが、これはおかしい。仮に家の外を歩いている人を見たら、台所から新しい包丁を取り出して襲い掛かり、切れ味を見てみたかったというのと理屈は同じであろう。そんな人は年間でも数人しかいない。そういう主張をする人は、危険な衝動性を持っているのかもしれないが。

経済成長はこれからも十分可能であるし、さらに豊かになれること。人口減少に向かう日本の経済成長はもう無理、などと訳の分からない学者や評論家が言う。人口減少でもGDPが拡大している国はあるので、信用しないこと。

列強による植民地支配に喘ぐ、アジア諸国を開放する戦いをしたは日本である。第二次大戦中、大戦後、アジアの多くの国は独立し、独立のための戦いを開始した。従軍慰安婦や南京大虐殺などは、いまだに証拠が出てこないではないか。

彼らの独立に日本が関与しているのであるから、さらに民主化や人権問題などでも支援していくべき。中国による、チベットやウイグルでの人権抑圧も辞めさせるべきこと。日本の先達が残した業績は大きかったのである。

☆中国と対等に渡り合えること

安倍首相当時の出来事を

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被災地のがれき処理 [雑感]

がれき処理がなかなか進んでいないようです。

木材とゴム、ヘドロ微生物などの発酵により、内部の温度が高くなって火災が発生しています。分別せずにうず高く積み上げたため、危険性が高まっているそうです。

内部の温度を測り、パイプを突き刺して熱を逃がすなどの対策をとっているものの、時間が経過するほど微生物の活動が活発になって、火災の危険性が増しているようです。

がれきの引き受けを拒む自治体が多いということですが、どうにも筆者には理解できません。放射能を心配するという理由で、岩手や宮城のがれきまで拒否するということなのでしょうか。

発酵するものやハエなどの害虫が出て来るものは、焼却せざるを得ないと思いますが。

政府は8月3日に工程表を決定し、岩手と宮城沿岸部のがれきの53%を来年3月末までに処理する中間目標も入れられた。全作業の完了は26年3月末だという。

岩手、宮城、福島3県のがれき量は、可燃物が中心の『災害廃棄物』は1,811万t、津波が運んだ土砂などの『津波堆積物』が954万t、総量では2,765万tとなる。

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宮城県七ヶ浜町のがれき 24年4月5日(サッカーゴールと比べると大きさがわかる)

〇被災地支援活動報告

4月2日~9日、7泊8日で宮城県七ヶ浜町に行ってきました。

被災地支援が目的で、仮設住宅のみなさんに健康体操(ゆるゆる体操)を指導するとともに、カウンセラーでもあるため心のケアも。

現地のサポートセンターにスケジュールを組んでいただいて、4つの集会所を計10回訪問。おかげ様でとてもスムースに実施できたと思います。

集会所のみなさんは年配者が多かったのですが、とても親切で話しやすく素朴な人たち。同じ土地の住民同士なので気持ちも通じ合うのでしょう。お茶を飲みながら皆でいろんな話をすることが楽しみのようです。

友人を失った人、親戚を失った人、親を失った人、目の前で助けられなかった人、寝たきりの高齢者を置いてくるしかなかった人、いまだに子供を探して訪ね歩く人、築いてきたものすべてを失った人、

人の命はいつかは終わる、しかし突然に奪われてしまったこと。

集会所の中は、全国から送られてきた応援の垂れ幕、寄せ書き、色紙、贈り物などなど。『がんばれ!』『負けるな!』が多かった。いつも頑張れるわけではないけど、気持ちが伝わってきてとても嬉しい、とおっしゃっていました。

私たちは、いつも被災地とともにある。

〇そこに立ってみると津波の凄まじさがわかる

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海沿いの道路がえぐり取られて

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田んぼの区画が見えなくなった

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家の基礎だけが残っている

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多賀城市にて


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諸外国からメッセージ [雑感]

24日現在で213の国と地域、機関から、お見舞いのメッセージが寄せられている。

〇マスコミの報道など

・CNNテレビ12日、『住民たちは冷静で、自助努力と他者との調和を保ちながら礼儀をも守っている』。とくに商店などにおける略奪行為について『そんな動きはショックを受けるほど皆無だ。』

・ウォールストリートジャーナル12日、日本が長年、大地震に備えてきたことを説明。『日本ほど自然からの大攻撃に耐えて、生き残るための用意をしてきた国はない。』『日本の国民が最大級の地震に立派に耐えたことは素晴らしい。』『この地震で自国を守った日本のパワーは、近代国家の実績として見落としてはいけない。』

・AEI日本研究部長マイケル・オースリン氏は、『日本国民がこの歴史的な災禍に冷静さを保って対応したことは、、米国内ではイデオロギー面でまったく異なるリベラル派のニューヨーク・タイムズ紙から保守派のFOXテレビの評論家まで一様に感嘆させた。』『日本人がこうした状況下で米国でのように略奪や暴動を起こさず、相互に助け合うことは全世界でも少ない独特の国民性であり、社会の強固さだ。』

・ジョージタウン大学ケビン・ドーク教授は、『日本国民が自制や自己犠牲の精神で震災に対応した様子は、広い意味での日本の文化を痛感させた。日本の文化や伝統も米軍の占領政策などにより、かなり変えられたのではないかと思いがちだったが、文化の核の部分は変わらないのだと思わされた。』

また、『近年の日本は若者の引きこもりなど、後ろ向きの傾向が表面に出ていたが、震災への対応で示された団結などは、本来の日本文化に基づいた新しい目的意識を持つ日本の登場さえ予測させる。』

・台湾の南方塑氏は、「中国時報」コラムで未曾有の大震災に見舞われた日本の国民や各界の対応を絶賛、『武士道精神の日本が災難に打ち負かされることはない』と最大限のエール。

〇米国のトモダチ作戦

・米海軍と沖縄海兵隊によって東北地方の太平洋岸に艦船を展開。救助活動には1万8千名が従事、空母ロナルド・レーガンなど艦船19隻、航空機140機で物資を届けている。日本の自衛隊と共同作戦を展開中。史上最大の日米による輸送・救助体制となった。

オバマ大統領は、『国際的な悲劇で、胸が張り裂ける思いだ』『自分が愛する人を失ったらどう思うだろうと考える』『日本の人々が最も(協力を)必要としている時に、我々は彼らとともに居続ける。』『日本は親友であり同盟国だ。復興のために我々が出来る支援は何でも行う。』

ルース米国大使は14日、『難局に対して日本国民は強靭さを示し、礼節を保って互いに助け合っている。』菅首相が戦後最大の危機とした被害にも『日本人は対応能力を持っている』 と激励した。

また、ルース大使は23日、宮城県石巻市で被災者に、『厳しい状況を生き抜いている皆さんの姿を見て感動した。米政府はどんな時も皆さんを支援する』。また被災者の肩を抱き寄せ『自然は人の命や財産を奪うこともあるが、人の魂や思いまで奪うことは出来ない』と勇気づけた。

〇在外日系人

・ブラジル・サンパウロの東洋人街「リベルダージ」で17日、犠牲者を追悼するミサが行われ、故国の惨状に心を痛めた日系人が手を合わせて冥福を祈った。サンパウロ日伯援護協会尾西氏『ブラジル人の間では、やはり日本は違う、と改めて評価する声が上がっている。』『これだけの被害を受けながら、日本人は略奪もせず、助け合っている。』

・パラグアイ日本人会連合会の合田事務局長、『パラグアイ人からも、日本のために何かしたいという声が続々と上がっている。』『肉牛1頭を日本に送り、被災者に食べてもらいたい、との申し出もあった。』パラグアイからの輸出品である大豆を利用して、被災地に豆腐を届けられないか、と知恵を絞っている。

・ペルーの日系社会で義援金集めが進んでいる。「プレンサ・ニッケイ」のマヌエル比嘉編集長は、『地震のニュースで映し出される日本の被害や、被災者の助け合いの姿は、ペルーの日系社会をさらに強く団結させた。』

☆人的物的支援

〇米国では、民間NGOの募金活動や企業から、少なくとも2億ドル(160億円)の義援金が寄せられた。日本大使館の弔問所には、オバマ大統領、バイデン副大統領などが記帳し23日まで642人に達した。

〇ロシアのメドベージェフ大統領、『報道を見て心が痛んだ。心からのお悔やみを伝えて欲しい』

プーチン首相、『我々のパートナーが必要とする援助を行う用意がある』

〇インド政府は、国家災害対策局の対応部隊46名を、宮城県利府町へ派遣する。瓦礫処理や簡易医療を行い、近日中に高カロリービスケットを搬送予定。すでに毛布2万5千枚とミネラルウォーター1万3千本を被災地に提供した。

シン首相、『インドは日本の最大のODAの受給国であることを忘れてはならない

〇バングラデシュ・ハシナ首相、『独立以来、両国の絆は固い。日本のために全力を尽くす』

〇オーストラリア・ギラード首相、『難局に立つ日本を支える』

〇ニュージーランド・キー首相、『友人である日本国のために、今度は私たちが必要なあらゆる支援を提供する』

〇パレスチナ自治政府・ワリード・シアム駐日代表、『現在ガザが攻撃されているが、その最中でも日本人への支援を忘れずにいる』

〇メキシコ・カルデロン大統領、『大震災に苦しむ日本の人々に深い哀悼の気持ちを送る』

〇EU・ファンロンバイ大統領、『日本の国民が力を合わせ、互いに支え合っていることに称賛の意を表明したい』

〇イギリス・エリザベス女王、『多くの方が亡くなられたことを悲しんでいます』

キャメロン首相、『原発で働く人たちや緊急援助隊は、日本が復興できるという精神力を見せている』

〇フランス・サルコジ大統領、『日本国民の例外的な勇気と尊厳に敬意を表したい』

〇ドイツ・メルケル首相、『日本国民が危機を乗り越えることを祈り、ドイツの支援を確約する』

〇ローマ法王庁、『法王ベネディクト16世が、悲劇に深く心を痛めている』

〇ネパール政府は、毛布5千枚の提供を決め、26日夜羽田に到着予定。

〇モンゴル政府は、全公務員に1日分の給料を募金するよう呼びかける異例の対応。この動きが国民や企業に波及し、1億2500万円以上が集まった。在日モンゴル大使館は『日本はモンゴルが市場経済に移行した1990年代、政府開発援助(ODA)で一番支援してくれた。国民みんなが感謝している。』

〇オーストラリア政府は、救助隊75名と救助犬2匹を派遣。14日に米軍横田基地に到着。

〇台湾政府は、救助隊員28名を派遣した。

馬英九総統、『日本人の我慢強い冷静沈着な行動を見て感動した』

李登輝元総統、『刃物で切り裂かれるような心の痛みを感じている』

〇フィリピン・アキノ大統領、『犠牲となった人々に心から哀悼の意を表する』

〇インドネシア・マルティ外相、『我が国も何度か自然災害に見舞われており、日本が現在経験している痛みと困難も一層共感できる』

〇シンガポール・リー・シェンロン首相、『時間はかかっても不屈の精神と立ち上がる力、団結力、自制心を持って(復興を)成し遂げると確信する』

〇タイ・プミポン国王夫妻、『甚大な被害を深く悲しんでいる両陛下とすべての日本国民に心からの弔意を表す』

〇ベトナム・グエン・ミン・チェット国家主席、『日本国民が震災を早期に乗り越えると信じている』

〇アフガニスタン・カンダハルのハミディ市長は、義援金として5万ドル(400万円)を送ることを決めた。『日本はこれまでアフガニスタンに多額の支援をしてくれた。日本のような国にとっては大した額でないことは分かっているが、せめてもの助けになればと思う。』

〇韓国政府は、救助隊員102名を追加派遣。すでに12日、救助隊5名と救助犬2匹が仙台市若林区荒浜で活動中。

李明博大統領、『最も近い隣国の韓国は日本とともにある』

韓国では、TVや新聞が日本救援の大キャンペーンを展開中。『日本を助けよう、ともに救援活動を(朝鮮日報)』『頑張れ、日本(東亜日報)』。反日のマスコミによる救援キャンペーンは異例で阪神大震災の時もなかったこと。現地の惨状とともに被災者の冷静な姿や秩序ある様子を称賛している。

〇北朝鮮・金永南最高人民会議委員長、『朝鮮総連中央常任委と被害地域の総連幹部と同胞、遺族に深い哀悼の意を送る』

〇中国政府は、テントや毛布、手提げ式応急灯など3000万元(3億7500万円)分の支援物資を送った。また救助隊15人を岩手県大船渡市へ送り、14日から捜索活動を実施中。

胡錦濤国家主席、『日本が必ず困難を克服し、再建出来ると信じている』

温家宝首相は日本の記者に対し、『日本が遭遇した史上まれにみる大震災は、日本国民の生命や財産に巨大な損失を与えた』『中国も地震の多発国だ。自分たちのことのように考えている。』今後も日本が必要とする支援を継続していくことを約束した。

中国の学者100人が、環球時報に広告を出し、『日本に温かい支援の手を差し伸べよう』と呼びかけた。『2008年四川大地震の際、日本による救援活動や一般民衆が募金してくれた感動的な場面を私たちは忘れることが出来ない』。


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この国は立ちあがる [雑感]

津波のエネルギーは、膨大な数の命を奪って行った。

地震と津波によって、石巻市「河北観測点」では東南東に4メートル移動し、地盤は70㎝沈降した。

逃げ遅れる人を容赦なく呑み込み、家や車、道路や鉄道などあらゆる物を破壊しつくした。残骸以外は何も残らない。

人がそこで生活していた痕跡が見つからない程、見渡す限り泥と材木と木の残骸ばかり。

何メートルもある堤防が突き破られている。家の塀の跡はあるが家屋がない。

車が折り重なって積み上げられている。斜めになって建物の中に押し流され、突き刺さるようにそこで止まっている。車の中で息絶えた人。

流されて破壊された家が、いくつもいくつも、吹き溜まりのように集まっている。

住んでいた人は助かったのだろうか、それとも猛烈な力で押し流され、なす術もなく呑み込まれていったのか。

水が引いた災害現場を見る時、絶句して何も言葉が出てこない。

静まり返った広大な荒地からは、人間の活動する音が聞こえてこない。

私たちはいま、被災者、被災地と共にある。被害の大きさが明らかになるほど、驚き、自然の猛威に恐怖を覚える。

日本列島にいる限り、地震から逃れる場所はない。

誰もが、自分の住んでいるところが地震に遭っていたかも知れないと思う。

とても他人事ではいられない。

我が事のように心配し、救援の手が差し伸べられる。

天皇陛下の御言葉

『被災者のこれからの苦難の日々を、私たち皆が、さまざまな形で少しでも多く分かち合っていくことが大切であろうと思います。

被災した人々が決して希望を捨てることなく、身体を大切に明日からの日々を生き抜いてくれるよう、

また、国民一人びとりが、被災した各地域の上にこれからも長く心を寄せ、被災者と共にそれぞれの地域の復興の道のりを見守り続けていくことを心より願っています。』

 


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産業カウンセラー新育成制度について [雑感]

今回は、いつも書いている事故防止や中国問題とは関係のない記事になります。

自分の所属している産業カウンセラー協会で、新しい資格制度を作ることになりました。そのことについて、意見表明の場として使わせて頂きたいと思います。

今回、会員からの意見表明の場として、支部宛に意見や質問を送付するという手続きがありましたが、直接には何の回答もなく、それが本部においてどういう形で検討されているのか分かりません。

また、すべての会員に影響を及ぼすものであるにも関わらず、会議や検討のプロセスが公開されないことは、極めて不透明であると指摘出来ます。

この点は、時の政権が尖閣諸島漁船衝突のビデオ映像を、国民に対して隠し通そうとする姿勢とよく似ていると思います。

さらに、会員のための組織でありながら、民主的手続きが欠落しているのではないかと思います。6月の本部提案から現在に至るまで、トップダウンの決定方式で押し通そうとしているように思われます。

会員は協会から雇用されている訳ではありません。民主的手続きでは決まるものも決まらない、という人がいましたが、乱暴なやり方で無理やり資格制度を変更しても、会員がついてこなければ、今後の発展は望めないだろうということです。

協会は会員に対して、資格制度の変更が何故必要なのかを明らかにした上で、会員からの了解を取り付ける必要があるでしょう。そのためには5年かけても良いから、土台となる部分をしっかり議論するべきです。

たった1年で決定にまで持っていこうというのは、会員不在の独断専行でしかないと思います。

少なくとも、全会員及び有資格者の賛否を問い、8割以上の賛成を持って、初めて着手出来るものと考えます。

このような手続きを通して新たな資格制度が出来るのであれば、私は大いに歓迎したいと思います。

協会役員が自分たちの方針に自信があるのなら、堂々と会議のプロセスを公開するべきでしょう。

月刊の会報に賛成と反対、提案を掲載し、さらにインターネットの掲示板を使って会員が自由に投稿出来るようにすること、質疑応答の場を常設すること、などを通して議論を戦わせることが、民主的な組織に相応しいのではないでしょうか。

そうすることで初めて、会員は『我々の組織である』という一体感を持つことが出来ると思いますが如何でしょうか。

今までの協会は、残念ながら事なかれ主義の塊のようなもので、会報には本部の意向しか載らず、反対や疑問の意見は近年読んだこともありません。この点について、執行部には大いに反省してもらわなければいけません。

もし役員の人達が上記のような事すら思い浮かばないとしたら、辞めてもらった方が良いでしょう。

ただ現状では、14年間会費を納めてきたけれど、『カウンセラーのための組織がこれでは会員を辞めたくなっちゃうよ』と言いたくなります。

協会本部の役員には、風通しがよく、自由に議論が出来る組織風土をぜひ構築していただきたいと思います。

会員と組織が一体となって、大きく発展することを願っています。

****************************

※本部及び支部に送付したものです。

※不特定の読者に誤解を与える恐れのある部分3か所を削除してあります。

本部提案『産業カウンセラー新・育成制度』に対する意見


ここでは大まかな制度の持つ問題とシニア(エグゼクティブ)カウンセラーの問題に絞って述べる。
野中 寛司


〇エグゼクティブカウンセラーって何?

シニアカウンセラーの称号が出来てまだ何年も経っていないが、今度はその上にエグゼクティブカウンセラーなるものが登場しようとしている。

 シニアの名称はいずれ無くなるということ。資格とはいうまでもなく、その人の知識と技能を裏付けてくれるものであり、周囲から見て、それなりの研修を積んで、能力と経験を持っているであろうことを前提にしていると思う。


しかし、その資格名称が何度も変更されたらどういうことになるであろうか。実は資格というのは、顧客や利用者、そして社会一般に広く認知されてこそ、通用力を持つのではないか。一度定めた名称は、余程のことがない限り変えてはいけない。

今回の資格制度が余程のことになるのかどうか、甚だ疑問である。


ところで協会では、何度も繰り返し資格名称を変更してきた。シニアの前は中級産業カウンセラー、その前は厚生労働省認定、労働省認定、さらにその前は1級、2級の名称を使っていた。何とも目まぐるしい。

私が取得したのは厚生労働省認定中級産業カウンセラーだが、その後、協会認定中級産業カウンセラー、そしてシニア産業カウンセラーへと名称変更がなされ、私の資格はシニアと読み替えるのだという。


まるで言葉遊びの如く、新しい名称ばかりが独り歩きしてしまう状況に、私は不安を覚えるのである。これだけ目まぐるしく名称が変わって、顧客や利用者や社会から広く認知してもらうことが本当に出来るのだろうか。

さらに数年経ったら、また新しい名称が生まれるのだろうか。

このような理由から、協会は有資格者の地位や利益を擁護していないことは明白である。一日も早く、会員のための組織に生まれ変わってほしい。

もしそうでないというのなら、全会員及び有資格者から意見を求め(代議員ではない)、8割以上の賛成を要件にして実施すべきだと思うが如何だろうか(8割とは殆ど賛成の意)。


本部の独断専行では、会員の意識との間で乖離が生じ、とても協会の発展は望めない。

〇何のために変更するのか


 ここに何を書けばいいのか思い浮かばない。本当に何のためだろうか。

〇研修が目的なのか協会収入が目的なのか

協会は会員の金銭的負担をどう考えているのだろうか。養成講座収入が減ったというが、新たに研修講座を増やして収益を確保しようというのは、考えたくもないことだが。


研修を促進するためには、まず受講者の費用負担を低減させること。そして受講者が何を望んでいるのかを、的確に把握すること。この二つがなければ、新たな資格を取得しようとする会員は増えない上に、絵に描いた餅に終わってしまうだろう。


嘗て私が中級委員会に参加させてもらった時、向上訓練会場に足を運んで皆さんの意見を聞かせてもらったことがある。

そこで出たのは、『受講料が高すぎる、何とかして欲しい』が大多数、他に『中級を取っても未来のビジョンが見えてこない』、『知名度アップの働きかけと普及活動が必要だ』、『支部や他の研修を(中級の要件として)認めて欲しい』など。

少ないデータなので一般化するつもりはないが、全体の意見からそれほど外れていないのではないか。机の上でいくら考えても、会員の顔が見えないところで会員のためのカリキュラムなど、作りようがないと思うが如何だろうか。

・・・・・・以下削除・・・・・・・・・

〇皆が同じカリキュラムを受ける必要はない。

具体的な問題として『どういう職種の』、『どういう資格を持った人に』、『何が足りないのか』、これを明らかにすべきである。明らかになった時には、自ら協会に出向いて教えを受け、真摯に耳を傾けたいと思っている。


統一カリキュラムを導入した時に、ある人には必要だが、他の人には不必要というようなこと、その人の生涯にわたる実践の中で活用する事はないであろう事柄が、あっても良いのか、ということである。

カウンセリングを職業とする者にとって実践する場は多種多様であり、地域社会を対象とする者、出前、出張カウンセリング、電話、メール、社内、社外カウンセリング、引き籠り、ニート対応、スクールカウンセラー、ハローワーク、OP,交通事故防止、・・・。


とても数えきれない程に、活躍の場が広範かつ複雑になっている。社会活動の専門分化が進めば、それに伴ってカウンセラーの専門分化も進むことは当然だろう。それ自体、大変喜ばしい現象であると思う。


ところで、これらの領域を一通りカバーできる研修とはどのようなものだろうか。
一部の人達には、カウンセリング以外の特別な知識や経験が必要であるし、他の人達には必要としないだろう。

企業訪問をする人達ならプレゼンテーション能力や営業交渉力が必要だが、訪ねて来る個人のみを対象とするなら必要ないだろう。データ分析力を必要とする人があれば、習得しても生かす機会がない人もいるであろう。


これらのことから、カウンセリングや心理学、産業の知識以外にカリキュラムを増やすことには反対である。その職務にとって必要なものは、自分で選択して学ぶべきだからである。


〇研修を受けたから身につくというものではない。


また、絶えず研鑽することと、専門カリキュラムの受講は必ずしも結び付かない。専門カリキュラムは、一通り受講して修了すればそれで終わってしまい、現実問題として同じものを繰り返して受講することは、時間及び金銭的事情からほとんど考え難い。

研鑽というのは、『使うかどうか分からないが幅広くどんなことでも出来るように』というよりは、『いま、自分が直面している課題を掘り下げていき、足りない部分を補う』ということの方がはるかに多くの成果をもたらしてくれると思う。

その意味で、何を学び、吸収するかは、各自が自分で判断し、選択するものであると考える。統一カリキュラムは必要最小限のものである方が望ましいだろう。


〇協会講師の質の問題をどうする

日々現場で実践しているカウンセラーに対して、各々のケースに合わせた効果的な指導がどれだけできるのか。これも疑問である。繰り返すが、カウンセリングの領域は広範に及ぶ。実践レベルの人に対して統一カリキュラムでは役に立たないだろう。

・・・・・・・・以下削除・・・・・・・


〇会員の声に耳を傾けて欲しい

 今回の本部提案をまとめるに当たって、どれだけの会員から意見を求めたのかが、気になるところである。電話口で担当者は、会員から構成される支部長会議において決定されたから会員の声だという。

しかしこれはおかしい。2万人からなる会員の声を10数人しかいない支部長が代弁できる訳もないだろう。経営者である支部長が一般会員と同じ利益を持つと考えない方が良い。

彼らはいつ、会員から意見を聞いたのだろう。わたしはまだ、質問されたことはない。
一旦まとめられた提案は、作業が膨大になるためなかなか変更できないようになっている。

反対の声が上がったら、一部を手直しすることで会員の意見を盛り込んだことにしようとするのではないか。そうだとすれば、実に安直である。


現在は有資格者4万、会員2万だという。・・・・以下削除・・・・・・


また、有資格者と会員の数の開きは、大きな問題を我々に突き付けるものではないのか。資格取得と入会がセットになっていない時期があったにしても、である。


単純に考えれば、会員になることに魅力を感じない人たちは少なからずいると思うのだが、今こそ、会員との関係を見直すべき時ではないのか。


ではどうすれば良いのかと聞かれると思うので、身近な例を1つ挙げる。いつも同じようなテーマが並ぶ全国研究大会分科会であるが、もっと創意工夫して様々なアイデアを採用するべきだろう。

役所の都合で分科会のテーマが決められている側面もあるようだが、前例のないものを認めないなど、硬直化した意識を少し変えてみたらどうだろうか。


私が企画委員として、各種療法の体験広場を開催した横浜大会(数年前)のことをお話しする。当初、企画段階での反発は予想外に大きく、前例がないとして実現が危ぶまれる場面すらあった。

喧々諤々の議論の中、何度も対立を繰り返し、ようやく体験広場が認められることになった。それだけに受講してくださる会員がどれだけいるかが心配で、重圧を感じる日々を過ごしていた。

いよいよ当日、思ってもみないくらいの来場者に出会うことが出来、直に頂いた評価は何より嬉しい宝物となったのである。関係者には至らぬことで多くの迷惑をかけたと思うが、当時ご協力いただいた皆さんに改めて感謝申し上げたい。前例がないからこそ、やってみる価値があると思う。


ほんの一例だけ挙げたが、私が見る限り課題は沢山あると思う。
会員が協会に求めているものは何なのか。それは、協会がどれだけ耳を傾けられるかどうかにかかっている。

会員である我々の可能性は、無限に開かれていると信じるからこそ、ここで敢えて苦言を呈することにする。また、協会が新たな資格やカリキュラムで会員を振り回すのではなく、身の丈に合った会員のための組織を作り上げていただくよう要望する。

私は現在5つの団体に所属し、3つの資格を日々の業務に活用している。その中で一番大切にしているのは産業カウンセラー資格である。

何といっても手作りの勉強会を作り、そこから学び、成長してきたという体験、いろいろな役割を与えてもらって1つずつ能力を高めさせていただいた体験。これらのものは他では得られない貴重な信念を自分の中で形成していると思う。


だからこそ、組織がどんなに大きくなっても会員と協会は密接であってほしいのである。

 〇資格付与の将来

いずれ資格認定機構を作ることで、有資格者による協議の場とし、協会の関与を弱めていくことが良いと思う。


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8月15日に思うこと [雑感]

8月15日靖国神社

4/5【靖國神社】あなたにとっての靖國神社とは?[桜H22/8/16]

こういう人たちにTVのコメンテーターをやってもらいたい

1/3【靖國神社】第24回 戦歿者追悼中央国民集会[桜H22/8/17]

28:18中條 高徳氏 日本にA級戦犯はいないはずだ

2/3【靖國神社】第24回 戦歿者追悼中央国民集会[桜H22/8/17]

さかもと未明さんに注目!現代の日本人に警鐘

【靖國】英霊の言乃葉[桜H22/8/14]

英霊の言乃葉朗読:烏丸せつ子

*****************************

中條高徳『民族が滅びる3原則』

1 夢を失った民族は消えていく

2 全ての価値を物にとらえて、心の価値を見失った民族は滅ぶ

3 自国の歴史を忘れた民族は滅びる

ひとつひとつが現代の日本をよく捉えているのではないか。

戦後65年を経て、我々の精神が如何に荒廃してしまったのか。

200名を超える高齢者の行方が分からなくなっているという。

世界に冠たる長寿社会であることが、疑いをもたれる以前に

この人たちの家族は、何処かで恐らく亡くなっているであろう身内を、弔ふこともしていない。

それでいて普通に生活を営んでいるのである。

もはや身内にさえ関心が無くなってしまったということなのか。

以前TVニュースで放映されてショックを受けたのが、道端に植えてある花壇の花を、スーツを着た年配の男性が傘で蹴散らしていたシーン。何が気に入らないのか。

崖下に犬猫の死骸を100匹以上も投げ捨て、悪臭がしても放っておくペット葬儀業者。費用がかかるとして、命の尊さなどは考慮の外。

駅員への暴力が増え続けている。19年度751件、20年度752件、21年度869件(民鉄協)、中でも中高年の暴力が増え続けているという。突然切れて衝動が抑えられなくなっている。

自転車に乗った大人が、狭い歩道を我が物顔で走り抜ける。歩行者が邪魔だといわんばかり。子どもの手本になって、という声の主を睨みつける。

知らない者同士が巡り合う場は、今や敵意を向け合う場となろうとしている。

そこには、相手に譲るとか、気を配るとか、思い遣るとか、このようなものが抜け落ちている。

自分のことばかりで、人のことが見えていない。

もっと、もっと、一番大事なものが忘れられていないだろうか。

65年前の人達は裕福ではなかったが、今の人たちに欠けるものを沢山持っていたと思うのだが。

加地 伸行 立命館大学教授(産経8月11日)の『知らぬ顔してきた不作為の罪』という記事に心を打たれた。

『敗戦当時、(就業人口の7割を占める、平均的日本人である農民たちは)敗戦を冷静に受け止めていたのである。・・・・関心は占領されるという現実の方へ向かっていたのである。

私は、それを非難しようとは思わない。現実的になるのが生活者というものであろう。己れの安心安全が第一というのが生物の本能だからである。それはそれで生物的には正しかった。

しかし、その瞬間から、他者のことはすっぽりと抜け落ちてしまったのである。

すなわち、アッツ島の玉砕、硫黄島の壮烈な抵抗、特別攻撃隊の散華、そして沖縄の絶望的な決戦、すべて自己とは無縁なできごととして忘れていったのである。

これは人間として正しいのであろうか。

沖縄県民の怒りは、敗戦後、県外日本人が沖縄を忘れていったことにあるのではなかろうか。私は保守思想家である。だから、左翼系の硬直したイデオロギーまみれの運動には批判的である。

彼らがどれほど沖縄を食いものにし、沖縄問題を歪めてきたことか、罪、万死に値する。

しかし、イデオロギーとは関わりなく日本人一般が、敗戦の日から沖縄を忘れ、他人事のように知らぬ顔をしてきた不作為の罪もまた、同じく万死に値する。

・・・・途中省略・・・・・沖縄を同胞の視点で見ない、民主党政権の不見識のため、今や普天間基地移転だけが沖縄問題のようになっている。しかも県外日本人の大半は、自分とは無縁な政治問題としてしか見えていない。

そこには、敗戦の日の夕方、己れの安全の議論に熱中していた農民の姿勢に通ずるものがある。

沖縄問題を政治問題に限定し抽象化するのではなくて、同胞として実現可能な様々な具体案を提示すべき秋(とき)である。

 


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株安円高が進む日本経済 [雑感]

上海万博以降の世界経済と日本

youtubeで視聴出来ます。

1/4【経済討論】上海万博以降の世界経済と日本[桜H22/7/31]

 2/4【経済討論】上海万博以降の世界経済と日本[桜H22/7/31]

3/4【経済討論】上海万博以降の世界経済と日本[桜H22/7/31]

4/4【経済討論】上海万博以降の世界経済と日本[桜H22/7/31]

〇 今の状態は、人民元がますます強くなって、円が遠くにやられている。中国1人勝ち、日本は1人負け。円が強いというのは、日本経済がますます弱くなるということが分かってない。

他の国はみな、通貨を弱くして輸出を高めようとしている。日本だって1ドル120円位がちょうど良いところで、どうして政府一体となって為替誘導しないのか。

〇 ユーロの危機で中国にも影響があって、中国輸出産業の2割以上が欧州。中国の輸出産業も落ち込んでしまったが、いち早くりカバーしている。

日本の株が下落しているは、日本が弱いのではなく、外部要因による。円高が進み輸出関連の銘柄が売られ、株式全体が15%~20%落ちた。それが直近の状況。

〇 中国は紙幣を乱発していろいろなものを買っているが、いずれ信用の問題になる。日本の日銀は非常に禁欲的。デフレスパイラルの時は思い切って量的緩和をするほうがいい。

禁じ手といわれるが、国債を日銀引き受けでお金をどんどん出すという方法が必要だ。また、ばら撒き政策は無能とか批判があるが、今の時期にはそんなに悪いものではない。

〇 ヨーロッパのストレステストの結果は、数字のトリックによるものという評価がすでに付いている。政府保証債が正しく評価されていない、という評価が強い。

クレジットクランチといって銀行間の金融市場がクローズしているので、影響はすぐに出るのではなく、心筋梗塞状態で血が回らないため、これから貸しはがし、貸し渋りが進み、実体経済を傷付けていく。ユーロ安で改善されている部分はあるが、設備投資が出来ない状態で、実体経済は悪化していくだろう。

また中国は資産バブルの問題が大きいが、地方政府の債務問題がある。地方政府はかなりの金額を不動産投資に充てていて、中国では国有資産になるため、不動産の使用権を地方政府の主な税収としていた。構造的には巨大なドバイ。

簿外で計上していない闇の債務が沢山ある。ロイター報道ではすでに24兆円が焦げ付いているのではないかと。不動産価格が今年15%落ちるという試算が出ているので、それにしたがって地方政府の債務が大きくなっていく。

〇 世界的にはグローバルインバランスの拡大がストップして逆転している状況と捉えている。2008年までは中国、日本、ドイツのような経常収支の黒字国がひたすら黒字を伸ばしていった。

それは当然、反対側に経常収支の赤字国がある訳で、それがギリシャとかスペインとかイタリア、ポルトガル、フランス、そしてアメリカだった。それが2008年にピークを打って2009年に半減している。

しかし中国だけは経常収支の黒字額がほぼ同じだった。何故かというと、人民元をドルペッグにしていることから、反則だ。ドル固定相場制で経常黒字を維持していた。他の黒字国は軒並み減らしている。

このような状況の背景には、アメリカの不動産バブルで赤字を拡大することが出来たことがある。ギリシャも、経常収支の赤字額で世界6位で、ひたすら物を買っていた。最後に残ったのが人民元のドルペッグ。今後はよりバランスの方向に向かっていくだろうし、輸出で成長というのは無理になりつつある。

 

 


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保守勢力の結集を [雑感]

去る2月2日、日比谷公会堂において国内保守勢力を結集する大会が行われた。

2000人の会場に参加者は2600人。ごく普通の高齢者、男性、女性、若者たち。

衛星放送の桜チャンネル(so-tv)の呼びかけに応じて集まった人たちである。

これまでは政治活動といえば、街宣右翼が宣伝カーで大音量を張り上げるような悪いイメージが避けられなかった。

左翼の市民団体は、活発な活動を展開してきたが、国民の多数を占める保守派の意見を集約する市民団体はなかった。

だからといって特に不自由を感じてこなかった。

政治の領域は政治家に任せておけば良かった。

世襲議員や派閥政治に談合、そして金権汚職がはびこっても、自民党政権が続く限りは市民の生活に大きな変化はなく

社会ルールや経済活動に変更はないものと思ってきた。

ところが、今やこの状況は一変した。

昨年政権に就いた民主党は、140余名の国会議員を引き連れ訪中。胡錦濤に握手してもらうと大喜び。とうとう日本は朝貢国になった。

国民統合の象徴である天皇陛下を、顎で使うような傲慢不遜な態度

反米親中を露わにして、東アジア共同体や普天間移設問題では日米関係を最悪の状態にした。

圧倒的多数の国民はそのようなことを望んではいない。

いまだに普天間移設で先が見えてこない。2段階移設と言いながら結局は沖縄の勝連半島ホワイトビーチに米海兵隊基地を作ろうとしている。

キャンプシュワブ沿岸部で決まるものと思っていた沖縄県民も、散々振り回されたのだから、怒り心頭に発しているだろう。

一体何のために県外国外と言ったのか。

首相の母からの献金問題と『知りませんでした』発言。かつて自らが自民党議員を攻撃したその言葉によって、自分に降りかかる責任。

何を考えているのか理解できない。

幹事長の金にまみれた資金疑惑。記者会見もそこそこにして、証人喚問にも応じない、まともに答えようとしない。

如何に道徳心に欠ける人物だろうか。

外国人地方参政権付与法案では、日本を中国をはじめとする外国に売り渡そうとする。

選択的夫婦別姓法案では、この国の歴史と伝統を担ってきた家族を解体しようとする。

子供手当では、大きなツケを未来の世代に押し付けようとしている。

日本在住外国人の本国にいる子にも支給されるが、海外に赴任する日本人のその子供が寄宿舎にいる場合は支給されない。

さらにCOP15では、産業界や国民の声を聞かず、地球温暖化ガス25%削減を密室で勝手に決めてしまった。

生産拠点の海外移転とGDPの激減は避けられないだろう。

頼みの自民党は選挙で敗北して以来壊滅状態。政党支持率が低迷を続けている。最早任せるべき政党が無くなってしまった。

保守を自認してきた彼らは、内部の意見相違によって意思決定が出来ず、外国人参政権法案に反対を表明したのはつい最近のこと。

自民党が分裂するのは大いに結構だと言いたい。

内部に左翼勢力や親中派を抱えている政党を応援する気にはなれないからである。

これからは政治家に頼るのではなく、自分たちが政治勢力を結集し、

その意思を実現しようとする政治家を応援することで、政治における正義を実現したいと思う。

つまり、日本に生きる者として日本という国を尊重し、国の祭祀である皇室を尊重し、国の存亡の危機にあってはこれを守りたいと思う。

世界の中にあっては、自由と人権を擁護し、他の国に積極的に民主化を働きかける国であってほしい。

経済的利益の前に、中国国内の自由と人権を見殺しにすることを許さず

領土問題や歴史問題では、堂々と受けて立つことを求める。

当たり前のこととして、政治でごまかしや偽善がはびこるのを許さず、

また正直に額に汗して働いてきたものが、馬鹿を見るような社会であってはならないと思う。

歴史を通じて受け継がれてきた日本社会のありようは、独自の良さを備えており、

必ずしも欧米と一緒にならなくても良いと考える。

世界でも数少ない低犯罪率の社会として、

あるいは優しさ、思いやりを旨とする精神性を、我々が取り戻すことが出来るよう働きかけていきたいと思う。

7月の参議院選挙で、民主党が過半数を獲得するようなことになれば、これらの法案は通ってしまうでしょう。

これを阻止するためには、有権者が反対の声を上げなくてはいけません。

『永住外国人地方参政権に反対する国民フォーラム』

『頑張れ日本!全国行動委員会』

 


 ─ 決議文 ─

 今、私たちの生まれ育った日本は危機に陥っている。

経済は疲弊し、人心は荒れ果て、偽善と金権腐敗が政権中枢にはびこり、

他国に従属して恥じない政治家たちが国家権力を握り、亡国への道を歩んでいる。

わずかに頼むに足る政治家は少数派として圧迫され、苦闘を続けている。

_

社会の不正や道義を糺すべきマスメディアも、今や戦後日本の物質主義の


風潮に染まり、外国勢力の影響を受けて、その役割を放棄し、亡国の道先案内
人と化している。

_
 差し迫る日本の危機の本質は、単なる政治的経済的軍事的な危機ではない。

それは世界最古の国日本の国柄を消滅させかねない日本人の「心の危機」で
あり、「魂の危機」である。

 明治維新の志士久坂玄瑞は、師吉田松陰の言葉を借りて、次のように述べて
いる。


 『つひに諸侯恃むに足らず、公卿恃むに足らず、草莽の志士を糾合、義挙の


  外にはとても策これ無きことと、私共同志申し合せ居り候ことに御座候。
  

失敬ながら、尊藩も弊藩も滅亡しても大義なれば苦しからず』


 つまり、現在に当てはめれば、「これまでの戦後を担ってきた政治家も財界人
も、もはや頼むに足らない、

この上は、草の根(草莽)国民の義挙の他には、もはや日本を救う手立てはない、そのように我等同志は申し合わせ、決意した。

日本再生の大義の為ならば、あらゆる戦後日本の仕組みを解体、消滅させてもかま
わないという覚悟である」とのまさに「草莽崛起」の決意を示した文章である。
 
 天皇陛下は、御即位二十年の国民祝典において、


「日本人が戦後の荒廃から非常に努力して、今日を築いてきたことに思いを致し、
 今後、皆が協力して、力を尽くし、良い社会を築いていくことを願っています」

という御言葉を国民に賜られた。
 
 私たちは、今、この御言葉に応えようと決意した。

 世界最古の国日本の伝統文化を尊重し、それを築いて来た祖先への責任と、

これから生まれ育っていく子孫たちへの責任を、担おうと決意したのである。


 誇りと優しさと勇気に満ちた、本来の日本人の心を取り戻そうと決意したので
ある。
 
 草の根(草莽)日本国民として、今、何を為すべきかを考えた結論は、「頑張れ
日本!全国行動委員会」の結成だった。

保守の立場に立った政治勢力の結集を見据え、機動的な国民運動を展開する全国規模の大衆組織が不可欠だと判断したからである。

 日本を解体しようとする政治勢力に対して、私たちは、政治、経済、教育等、
あらゆる分野において、真正面から対決し、

同時に、国家観や大局観を備える毅然とした保守の立場の政治家や自治体首長を応援し、その結集を目指していく。


 また、これからの日本を担う若い政治家を全国草莽の手によって育てていく
こと、これらを「頑張れ日本運動」として全国規模で展開していく。

 政治や経済、教育、外交防衛など課題は山積しているが、

とりわけ急務の課題として、日本国民固有の権利である選挙権を在日外国人に与える外国人地方参政権は、

国家の主権や独立を脅かしかねない日本解体法案として、私たちは断固とした外国人参政権法案阻止の戦いを全国展開する。

同法案を推進しようとする政治家に対しては、あらゆる手段を用いて、七月の参院選落選を目指す運動を展開する。

 日本再生の大義を実現するためには、あらゆる日本保守勢力の結集が不可欠
であり、

今後、政界がどのように離合集散しても、私たちは一貫して保守政治家を応援し、その結集を目指し、

政界の混迷状態を打破し、克服する強力な国民行動組織にしていく。

 大義実現の為に、私たちは様々な保守愛国団体とも協力し合い、大同団結し、


あらゆる分野で「日本」と「日本人」を主語とした日本再生「頑張れ日本」国民運動
を展開していく。

 今、一刻の猶予無き日本の危機にあって、私達は、祖国日本に何をしてもらえる
かを願う戦後日本人から、

日本に何が出来るかを考える草の根(草莽)日本国民に変わる決意をした。


 祖国日本は、今、疲弊し、崩壊し始め、草莽の力を求めている。
 私たちの祖国が、今、私たち日本草莽の「草莽崛起」を求めている。
 
 私たち草莽は、小さな石ころのような存在かもしれない。しかし、その石ころを
洗い、磨き上げ、石ころ同士をぶつけ合わせれば、火花が生まれる。

火花は燎火(かがりび)となって山野を焼き尽くし、世界を変える力となるのである。

 「頑張れ日本」運動は、日本草莽によるかがり火を生み出す「草莽崛起」運動
である。

 祖国日本の為に、どんな力でもいい、何か行動しようとする思いと志を抱く
草の根国民は、どうか「頑張れ日本」運動に起ち上がってほしい。

 全国の日本草莽(草の根)は、草莽崛起せよ!

 全国の日本草莽は「頑張れ日本!全国行動委員会」に結集し、起ち上がれ!
 

全国の日本草莽は、それぞれの地方組織「頑張れ日本地方委員会」を結成し、
                                地方から中央へ攻め上れ!


             頑張れ日本!全国行動委員会   会長 田母神俊雄
                                     幹事長 水島 総
                                  事務局長 松浦芳子
             草莽全国地方議員の会         代表 松浦芳子
             チャンネル桜二千人委員会有志の会 代表 上田典彦



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外国人地方参政権に賛成? [雑感]

スイスで11月29日、ミナレット(イスラム寺院塔)の建設禁止を求める国民投票が行われ、賛成多数で可決された。政府は結果を受け、新規建設を禁止するとみられる。

イスラム教移民が急増する欧州では移民排斥を訴える声が次第に広がり、オランダや英国では極右政党が台頭している。

スイスでの国民投票も、そうした潮流を反映したものだ。イスラム社会の反発は避けられず、外交問題に発展する恐れもある。

投票では26州中22州で賛成が多数を占め、スイス全体では賛成は57.5%に達した。

大音量で礼拝を呼びかける「アザーン」は、住民の反対で禁止された。国民党は白い羊がスイス国旗から黒い羊を蹴りだすポスターを使用し、犯罪歴のある外国人の追放など、排外主義政策を次々に掲げてきた。

昨秋の金融危機以来、国民の間に、移民労働者に仕事を奪われるとの警戒心が強まっていることが、賛成派の勝利に結びついたようだ。(産経12月1日)

 

ここで重要なのは、移民受け入れ当初から排斥が強かったわけではないことです。外国人が人口的に大きな勢力となり、社会的発言力が増してきた今日、大きな問題となったということです。

この57.5%の人達は、右翼でも民族主義者でもなく、普通の市民です。

外国人参政権を推進している人たちは、どう考えるのでしょうか? 

 _

日本には心やさしい人が沢山いるようで、永住権を持ち、税金を払い、地域に根付いて生活している人たちに、地方参政権を与えようという意見が多いようです。

私は個々の中国人や韓国人が嫌いだから、反対しているわけではありません。

むしろ、以前から中国の人とは交流がありましたし、自宅の道路を挟んで向かいには、在日韓国人家族が住んでいました。

外国人が好きか嫌いかと言われれば、個々の人物によるということです。好感の持てる人もいるし、迷惑を撒き散らしていく人もいます。

今通っている整体マッサージは、中国人が大半のようです。日本人の整骨院はぎゅうぎゅう押されて痛いだけだったため、こちらに変えたのですが、つぼを押さえてソフトにほぐしてくれる腕前は相当のものだと思います。さすが4000年の歴史。

_

しかしそのことと、参政権の話は全く別だと思っています。

日本国民の主権を彼らに分け与えるということは、私たち日本人の権利を制限することにつながっていきます。

私たちが国政や地方の政治に参加する方法は、たった一つ、つまり参政権だけなのです。

参政権を行使して、次の国会議員を選び、政権に就く政党を選び、地方においては地方議会議員を選び、知事を選び、私たちの要求を実現させていきたいと思うのです。

これを日本人以外の人に与えていいのでしょうか。

立法措置を取れば、外国人参政権を付与できるというのであれば、参政権は国民に固有の権利ではないことになります。

国民固有の権利というのは、本来国民だけに備わっていることで、共有ではありません。

如何に法律を制定しようが、それによって制限されたり否定されたりしない権利のことなのです。

_

現代の参政権問題の特徴として一つだけ指摘しておきます。

それは、他国で居住する外国人が、本国政府や在留外国人団体(例えば民団、総連)からの影響や圧力を受けやすい事です。

個々の人達にその気がなくても、エスニシティ運動への同化圧力は、マイノリティの利益を皆で実現しよう、集団で運動を起こした方が有利、とか、隣近所や仲間からの働きかけで参加するようになる、などのことから高まっていくようです。

例としては、北京五輪の長野トーチリレーで見せた、在日中国人群衆のチベット支持者に対する暴力行為。

数万といわれる在日中国人に動員をかけたのは、中国政府、大使館であることは、明らかになっています。(福田政権は中国人を逮捕しないよう指示した)youtubeで検索してください。

地元長野の人達は、我が物顔で叫び声を上げる中国人群衆のため、外へ出られなかったといいます。彼ら中国人に、日本の人々や社会を尊重する態度は見られませんでした。

むしろ不寛容、暴力的で、排他的、『ワンチャイナ』という掛け声とともに、五星紅旗で無抵抗な日本人を取り囲み、殴る、蹴るなどの乱暴を働いています。頭がい骨陥没の被害を受けた人もいます(本当)。

_

不寛容、暴力的、排他的というのは、EU諸国で大きな勢力を形成しているイスラムの問題でもあるわけです。すでに市民権をもった彼らとは、共存していくしかなく、そのために莫大な社会的コストを払わされています。

治安が悪くなって、犯罪率が上昇、というのは何も差別意識から言っている訳ではなくて、実際にEU諸国で起こっていることなのです。

在日韓国・朝鮮人は今後増えることは考えにくいので、これから問題となりそうな中国人に絞って考えてみたいと思います。入国制限をしない限り、爆発的に増加しそうだからです。

EUで起こっているイスラム問題と、日本における中国人問題は、宗教の問題を別にすれば、似ている側面があると思います。

何故中国人を不寛容、暴力的、排他的と言ったかというと、一つの省だけで年間300件を数える、村と村の戒闘と呼ばれる決闘が起こり、死者が多数出る流血事件となっているからです。

デモや暴動、暗殺などの抗議事件は、年間8万~10万件を数える。

13億の人間がひしめき合って、人命や人権というものが軽視される社会。

目の前で溺れている人がいても、平気で救出金額の交渉をしている社会。

川の水や土壌が水銀、ヒ素に汚染され、多くの住民が中毒で苦しんでいるのに、廃棄物垂れ流しを辞めない企業経営者と、訴え出る住民を弾圧する地元政府。

12億以上の人が選挙権さえ与えられない国家。

歴史的に腕力や力で物事を決める習慣の中に生きており、何かあると暴力に訴えるというのは、中国人旅行者が日本の旅館やレストランで、何か気に入らないことがあると、暴力に訴える、殴る、物を壊すなどの報告を見ても分かるところです。

中国に行った日本人から聞く話では、町なかで生き倒れの人を見ても、誰も足を止めないし、気遣う素振りも見られない。自分さえ良ければそれでいい。

町中でごみを捨てる、唾やタンを吐く、列には並ばない、というのは有名な話。

日本人は一般的に、親から、正直に生きなさい、嘘をついてはいけない、人に親切にしなさい、と教えられることが多いが

中国人は一般的に、親から、人に騙されないようにしなさい、騙される方が悪い、人から利用されないように、と教えられるといいます。

日本企業が中国へ進出して困っているのは、ルールが目まぐるしく変化する。昨日の約束が、今日は無効になる。味方と思った人から裏切られる、契約を結んでも履行されない、というものです。

_

 

もちろんすべての中国人がそうだというのではありません。しかし多数ではあると思う。中国という厳しい国で生き延びていくために、こういう知恵が必要だったのだと思います。

ただ、こういう人たちを相手に、胸を開いて話し合えば分かる、とか、こちらの善意が相手にも通じるだろう、誠心誠意尽くせば報われる、などと考えるのは、あまりにお人よしなのではないか。

これらはすべて日本人の特性なのだから。

こういう人たちと共存、共生するというのは、どういう社会であれば可能なのでしょうか。

日本人の良いところで彼らを同化させ、日本文化に溶け込ませるって?

それはどう考えても逆だと思いますが。

長い時間の中で移民が増え、2世、3世が生まれ、爆発的な人口増加。永住権を手にし、参政権をも獲得する。

やがて日本の社会は日本人的心性を持った者が少数派となり

暴力や不寛容を肯定する、多文化共生社会が出現するのであろうか。


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朝日社説に反対! [雑感]

11月23日、朝日新聞に、『外国人選挙権 まちづくりをともに担う』という社説が出ている。

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永住外国人に地方参政権を付与しようという主張だが、ピックアップすると

① 98年以降、民主党や公明党が法案を出してきたが、・・・・進まなかった。この間に地域の  国際化は急速に進んでいる。鳩山政権は「多文化共生社会」を目指すという。実現へ踏み出す時ではないか。

② 地域社会に根付き、良き隣人として暮らす外国人に、よりよいまちづくりのための責任を 分かち合ってもらう。そのために地方選挙への参加を認めるのは妥当な考え方だろう。

③ 地方選挙権についても最高裁は95年、立法措置をとることを憲法は禁じていないとの判断を示している。

④ 世界を見ても、一定の要件を満たした外国人に参政権を付与する国は、欧州諸国や韓国など40あまりに上る。

⑤ (反対論に対して)人々の不安をあおり、排外的な空気を助長する主張には首をかしげる。外国籍住民を「害を与えうる存在」とみなして孤立させ、疎外する方が危うい。

という5点になると思う。

_

これだけ見ても、素晴らしい理念で溢れており、世界のすう勢として実現していかなくては、と思いたくなるが、ちょっと待ってほしい。

本当に外国人参政権を実現してしまって良いのかどうか、改めて考えてみたい。

_

_

① 98年以降、民主党や公明党が法案を出してきたが、・・・・進まなかった。この間に地域の  国際化は急速に進んでいる。鳩山政権は「多文化共生社会」を目指すという。実現へ踏み出す時ではないか。

地域の国際化と外国人の参政権とはどういう関連があるのだろうか。

国際化=参政権という言い方では説得力がない。国際化したら、永住

外国人に参政権を与えなくてはならないとすると、憲法で言う国民主権

がどこに行ってしまうのだろうか。参政権は国民に固有の権利であり、

選挙は唯一の主権を行使する機会だ。外国人にも与えるというのは、

その主権を制限することになり、認められない。

_

多文化共生社会を目指すというが、その多文化とはどういう社会なの

か、また外国人とどのような共生を目指すのかを明らかにしていない。

史的経緯から、外国人労働者や移民を抱え込んでしまった多くの国

では、その『多文化』のあり方を巡って対立と反発を繰り返しているので

ある。

_

複数の文化の出会いは、常に文化の繁栄に帰着するという保証はな

く、主に生きる社会空間の規制の方法をめぐって衝突も起こりうる。

西欧やオーストラリア、アメリカなどでは、外国人を受け入れて数十年が

経過し、すでに無視できない、大きな人口を占めるようになったため、

同化の問題が生じた。どうすれば共生できるのかを巡って、

化政策やリベラル多元主義、コーポレイト多元主義などの政策が

出てきているのである。

_

EUでは外国人比率が、フランス、ドイツ、ベネルクス諸国で6~10%。

諸外国で行われている政策には、一方的にホスト社会に外国人を同化

させようというものから、アファーマティブアクション(積極的差別是正措

置)やクォータ制度を設けて優遇するなど、幅広く行われている。場合に

よっては外国人が集中する地域の分離、独立まで容認せよ、という議

論も起こっている(EUの場合)。

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将来、外国人が集中して居住する日本の中の1地域が、日本から分

離、独立させよという、合法的な決議をすることもできるのだ。

2008年末の外国人永住者91万2361人

うち特別永住者42万0305人(在日韓国・朝鮮籍、等)

一般永住者の増加率は中国が1位で、引き続き増加中、

法務省登録中国人は85万人で、 世界では5000万人に達するという。

永住権を目指して、今後大きな勢力になるとともに、

日本にとって脅威となるだろう。

 

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② 地域社会に根付き、良き隣人として暮らす外国人に、よりよいまちづくりのための責任を 分かち合ってもらう。そのために地方選挙への参加を認めるのは妥当な考え方だろう。

隣人と共存することと、参政権がセットになっている、これは別の問題である。 

良き隣人として暮らす外国人、というのは勝手な決め付けではないか。 

外国人犯罪数を見ても韓国・朝鮮人、中国人、ブラジル人、

フィリピン人が、犯罪率が極端に高いのである。

今後ますます増加すれば、地域住民にとって脅威となるだろう。

_

まちづくりは、日本人である我々が、外国人にとって住みよい社会を

できるよう、心して努力していけば良いのではないか。

_

各地方議会において、外国人待遇改善についての公聴会を開き、

または外国人問題委員会を設置し、さまざまな問題を外国人が提出

地域住民との利害調整をした上で議会を通じて改善していけば良いことだ。

_

日本の制度を通り越して、いきなり参政権の話に持っていくのは無茶苦茶である。

あまりにも不用意な理想論では、これからどのような状況が生まれてい

くのかが見えてこないだろう。

 

 ③ 地方選挙権についても最高裁は95年、立法措置をとることを憲法は禁じていないとの判断を示している。

これについては、判決の本論ではなく、効力を有しない傍論の中で示されたもの。

「外国人に地方参政権が与えられないのは憲法違反ではないのか」という提訴に対して、「憲法違反ではない」という判決が出されている。

しかしその後で、提訴にないこと(立法措置を禁止しない)をわざわざ判断しているため、傍論となり、効力を有しないだけでなく、本論と著しく矛盾した内容となっている。

即ち、本論では『選挙権は権利の性質上日本国民のみを対象とし、地方選挙でいう「住民」も日本国民のことであり、外国人に及ばない』とする本論と、

『立法措置をとることを禁止しない(外国人にも参政権を)』では、明らかに矛盾していると言わねばならない。

したがって、傍論の部分は意味をなさず、外国人に地方参政権を与えることは許されない。

何度同じ裁判をやっても、同じ結果が出るだろう。

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④ 世界を見ても、一定の要件を満たした外国人に参政権を付与する国は、欧州諸国や韓国など40あまりに上る。

韓国の地方参政権を持つ日本人は51人、それに対して在日韓国・朝鮮籍の特別永住者は42万人。51人の代わりに420,000人の選挙権を寄こせというのは、バランスが取れていない。

世界の国連加盟191か国のうち、外国人地方参政権を認めているのは、(私の知る限り)たった20数カ国に過ぎず、国の数や人口から考えても、ごく一部に限定されている。

EUでは原則として、EU域内諸国の出身国住民に限って認めており、域外国出身者にまで認めているのは、そのうちのごく一部の国だけである(オランダ、デンマーク、アイルランドなど)。

70年代のドイツでは自治体の外国人人口が12%を超えた場合に『外国人過剰都市宣言』を発して、これ以上流入しないための措置が取られている。

英国では英連邦内諸国の間でだけ、過去の宗主国関係に基づいて選挙権が与えられている。

アメリカでは、外国人代理人(エージェント)登録法があり、米法務長官へ登録の義務。外国人が米国で政治活動をする場合は、どういう活動をして、どういうお金を使って、どういう風な働きかけをしたのか、報告書を出さなければならない。

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⑤ (反対論に対して)人々の不安をあおり排外的な空気を助長する主張には首をかしげる。外国籍住民を「害を与えうる存在」とみなして孤立させ、疎外する方が危うい。

憲法で認められた『国民の権利』を守ってほしいと言っているのに、排外主義というレッテルを貼ることは問題だ。

本当の共存を目指し、外国人との対立や紛争を避けるためには、ルールを明確にしておくことが何よりも必要だ。諸外国の事例から学ぶべきことが沢山ある。

人々の不安をあおるというが、外国人問題を抱えているEUではこの10年から20年の間に論理が逆転し、マイノリティの権利要求から『非正規移民の排除』、『外国人犯罪』、『治安の維持』へと変化してきている。

理想主義に基づいて法律にしてしまうと、現実の混乱の方が大きくなり、地域住民が大きな社会的コストを負担しなければならなくなる。

具体的には、諸外国で起こっていることとして、居住区の集中(セグリゲーション)と警察の捜査が及ばない租界地になりやすい事、

治安の悪化、現地住民が近寄らなくなる、行政窓口での外国語対応、学校教育の外国語教育、民族別教室の要求、

2世、3世の非行問題と貧困化と学力低下、現地住民の側で公立学校拒否、優先的就職あっせん要求、差別的取り扱い禁止要求、

また、日本で起こりそうなのは日本悪玉論で歴史教育への要求、反日決議、など。

これらは現実に、外国人問題を抱えている国で起こっており、解決が如何に困難であるかを物語っているのではないか。

現地住民が大きなコストを負担する根拠となるものばかりである。

 

 

また、10月8日、熊本県議会で『永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する意見書』が採択されている。

 

以上、朝日新聞社説に反論を加えたが、如何に理想ばかりで、現実の問題に目をつぶっているのかを、お分かり頂けたかと思う。

口で言うのは簡単だが、それだけではダメで、実行するときの難しさを自ら経験して、初めて責任ある議論となるのではないだろうか。

朝日新聞は、まず範を示せ!

社内の論説委員、執行役員、取締役、社長、会長、一般社員と社屋を、外国人に開放し、優れた共存、共生が実現できてから、改めて外国人参政権の提案をしてもらいたい。

さらに、仮に法案が成立した場合、住民が外国人から被害を受けたときに、すべての責任を民主党と朝日新聞が負うことを義務付ける法律も通すべきだと思うが。

 

 

 

 


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これで緊密で対等なのか [雑感]

『(先日訪日していた)米国のゲーツ国防長官が日本側の防衛省首脳との会食を辞退し、さらに自衛隊の歓迎の栄誉礼をも辞退したことは、・・・・・・日米安保関係の長い歴史でもまず例がありません。アメリカ側はそれだけ現状を重大だと認識し、不満や抗議の念を強めているのでしょう。』古森義久氏はこう述べている。

さらに氏は、『安全保障でのこうした負の変化は必ず経済面にまで波及します。』という。

これでは民主党のおかげで日米関係が台無しにされるのではないか。外交とは、相手があって成り立つものではないのか。頭の中で考えた政策を、そのまま実行に移したら実現できるなどというのは、理論を覚えたばかりの大学生が得意になっているのと変わりはない。

凝り固まったイデオロギーで、頑として周囲の言う事を聞こうとしない岡田克也。フラフラとして、毎回言う事が変化する鳩山由紀夫。民主党の実力とはこんなところだろう。要するに、言うことは理想主義でかつ大胆だが、肝心の相手が聞いて、現実に出来そうもないことばかりを並べ立てているのである。

政権が変わったのだから、今までの約束を反故にしても良いだろう、などと甘い言い訳を繰り返しているが、世界中の国で政権が変わるたびに、前政権の行った約束を破棄していたら、大混乱が起こるのではないか。こんなことが通るなら、日本という国家は世界中から、信用という目に見えない大きな力を失うであろう。

   

鳩山首相は『緊密で対等な日米関係を築く』と言いながら、オバマ大統領との会談では東アジア共同体には触れず、国連総会演説では東アジア共同体の理想を高らかに謳った。さらに日中韓首脳会談では『米国に依存し過ぎていた、これからはアジアを重視する』と語り、

今度は、米国はずしを批判されると、米国の関与は重要などという。しかし岡田外相は米国はずしを譲らない。さらに衆議院では、日米同盟のあり方について包括的なレビュー(再検討)を行いたい、と答弁。

普天間飛行場の移設問題では、現行案のキャンプシュワブ沿岸への移設を容認する北沢防衛相、嘉手納基地統合案を主張する岡田外相、県外移設を重視する鳩山首相との間で見解の相違が明らかとなっている。鳩山首相は来年まで先延ばしをしたいという。しかし米国はオバマ訪日までに決着を求めている。

   

このような日本政府のゴタゴタを見て、当の米国政府とアメリカ国民はどう思うのだろうか。同盟関係をこれまで通り、続けて行きたいと思うだろうか。

ところで、民主党政権が政権に就いてから今日まで、アメリカの政府や知日派、親日派がどのような評価をしてきたのかを見ると、オバマ政権の日本に対する懸念が見えてくるのではないか。

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 米政府高官が日本政府高官に対し、東アジア共同体は米国抜きの構想だとして、強く反対する意向を伝えてきた。(9月29日産経)

岡田外相が東アジア共同体の構想対象から米国を排除する方針を示した事について、米国務省当局者は8日、産経新聞に対し、アジア太平洋地域で米国が果たす「重要な役割」を強調、地域共同体からの米国排除は受容できないとの考えを示した。同当局者は「米国は成長と安定を促し、地球規模の挑戦への対処を支える地域の基本構成には、強い関心を抱く」と発言(10月10日産経)

(東アジア共同体は)東アジアから米国を排除するようなもの(アーミテージ元国務副長官)。

鳩山政権のインド洋からの自衛隊撤退、米国への核先制不使用宣言の押しつけ、東アジア共同体の創設、・・・・・・このような姿勢は「東アジアの安全保障の基盤である日米同盟を侵食しようとする脅しになる」と批判(キャロリン・レディ元米国家安全保障会議部長)。

仮に、日本が自国の安全保障を米国に依存せず、国防への独自の取り組みを強めるとしたらどうだろう。日本の安保防衛政策に対するアジア諸国による批判は、ますます大きくなるだろう。日本の米国離れがアジア諸国に好意的に受け入れられると考えるのは、あまりに認識が甘い(ジェームス・アワー元米国防総省日本部長)。

日本が米国なしに、中国の威嚇や圧力をはね返す抑止力を持つことを現状では望めない。そうなると、残された展望は日本が中国の意思のままに従い、アジアで中国の覇権が確立されていく、という構図だろう。従来の米国の政権であれば、こうした危険なシナリオへの道は必死で阻止したが、オバマ政権では放置する可能性が十分にある(ジョン・タシック元米国務省中国分析部長)。

「普天間飛行場の移設を巡ってはパーフェクトな解決を求めるあまり、よき解決策を敵視してしまう恐れがある。大幅な変化を求め、これまでの進展をすべて失う危険性がある」と警告した。さらに「この問題で日米が再び14年間を費やすのを見たくはない。これまでの合意で妥結し、日米間の議題から外すのが最善だ」と強調した(ジョセフ・ナイ、ハーバード大教授)。

ゲーツ米国防長官が東京で鳩山政権に強い警告を発したことについて、「日本が対米同盟やアジアでの位置づけを再定義するのではないか、という米政府内の不安を裏付けたものだ」と指摘し、さらに「(米国にとり)現在最も厄介なのは中国ではなく日本だ」という国務省高官のコメントを引用した(ワシントンポストー産経11月2日)。

社説で米軍普天間飛行場の移設に関する日米合意の見直しを掲げる鳩山首相について、国民受けを狙う「カブキ・ショー」と酷評、東アジア安定のために現実的な防衛政策を取るべきだと要求した。さらに、日米同盟が破綻した場合に日本が直面する課題をこう列挙。舞台で大見えを切る歌舞伎役者になぞらえてか、現実を見ない鳩山氏の姿勢を「カブキ」と呼んで痛烈に皮肉った(ウォールストリート・ジャーナルー産経11月2日)。

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TVを付けると、コメンテータや司会者が反米の塊の如く懸命に煽りたてている。普天間を巡るアメリカの要求こそが理不尽であるかの如くに。こうして視聴者の反米感情を煽りたてているが、かつて反米を煽り莫大な犠牲を出した、あの戦争に国民を駆り出したのは、この連中だったのではないか。

反米親中一辺倒の寺島実朗などの珍論を聞いていると、日米関係はさらに悪くなるだろう。この男に日米関係悪化の責任は取れない。これ以上の混乱はお断りなので、サッサと寺島をお払い箱にして、岡田は更迭、鳩山は米国に謝罪し、混乱の責任をとって首相を辞任してもらいたい。


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ホームページをリニューアルしました。 [雑感]

                    ホームページへ

ブログをご覧の皆様には、しばらくご無沙汰しておりました。

実は約1ヶ月かけて、ホームページのリニューアル作業をしていました。

HPの制作会社であるグローバルビジネスソリューション株式会社様との共同作業により

この度、無事に完成しましたので、公開いたします。

                    ホームページへ

初めての体験でしたが、時間をかけて頂いた分、とても綺麗な仕上がりとなりました。

会社にお願いするという事で、後は任せておけば良い、と甘い事を考えていましたが、

ページにはいろいろ記事を載せなくてはなりません。

 

やっぱり自分で書かなくてはいけないのですね。

ページの構成とデザインが決まってからは、記事を書くのにフル稼働状態です。

これでもか、これでもか、という位に、ない頭を振りしぼって文章を考え、

力が尽き果てた頃に、ようやく完了。

 

自分の知らない業界に飛び込んで行ったような感じがしました。

いつも何気なく見ているホームページを作るのは、細かい作業の繰り返しなのですね。

デザイナーの方のお仕事は、本当に大変なのだと思いました。

改めて御礼申し上げます。

 

 

12月も10日を過ぎて、大分忙しくなってきたように思います。 

 車間を詰めて走る、殺気立ったトラックを見ましたが、

このような時期だからこそ、冷静になって自分の運転を取り戻してください。

年間を通じても、12月の事故は多いです。

自分だけではなく、周りの人も同じようにイライラしていますから、

お互い見落として・・・・・・という事にならないように。

 

 

 

 

 

 

 

 

                    


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