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保守勢力の結集を [雑感]

去る2月2日、日比谷公会堂において国内保守勢力を結集する大会が行われた。

2000人の会場に参加者は2600人。ごく普通の高齢者、男性、女性、若者たち。

衛星放送の桜チャンネル(so-tv)の呼びかけに応じて集まった人たちである。

これまでは政治活動といえば、街宣右翼が宣伝カーで大音量を張り上げるような悪いイメージが避けられなかった。

左翼の市民団体は、活発な活動を展開してきたが、国民の多数を占める保守派の意見を集約する市民団体はなかった。

だからといって特に不自由を感じてこなかった。

政治の領域は政治家に任せておけば良かった。

世襲議員や派閥政治に談合、そして金権汚職がはびこっても、自民党政権が続く限りは市民の生活に大きな変化はなく

社会ルールや経済活動に変更はないものと思ってきた。

ところが、今やこの状況は一変した。

昨年政権に就いた民主党は、140余名の国会議員を引き連れ訪中。胡錦濤に握手してもらうと大喜び。とうとう日本は朝貢国になった。

国民統合の象徴である天皇陛下を、顎で使うような傲慢不遜な態度

反米親中を露わにして、東アジア共同体や普天間移設問題では日米関係を最悪の状態にした。

圧倒的多数の国民はそのようなことを望んではいない。

いまだに普天間移設で先が見えてこない。2段階移設と言いながら結局は沖縄の勝連半島ホワイトビーチに米海兵隊基地を作ろうとしている。

キャンプシュワブ沿岸部で決まるものと思っていた沖縄県民も、散々振り回されたのだから、怒り心頭に発しているだろう。

一体何のために県外国外と言ったのか。

首相の母からの献金問題と『知りませんでした』発言。かつて自らが自民党議員を攻撃したその言葉によって、自分に降りかかる責任。

何を考えているのか理解できない。

幹事長の金にまみれた資金疑惑。記者会見もそこそこにして、証人喚問にも応じない、まともに答えようとしない。

如何に道徳心に欠ける人物だろうか。

外国人地方参政権付与法案では、日本を中国をはじめとする外国に売り渡そうとする。

選択的夫婦別姓法案では、この国の歴史と伝統を担ってきた家族を解体しようとする。

子供手当では、大きなツケを未来の世代に押し付けようとしている。

日本在住外国人の本国にいる子にも支給されるが、海外に赴任する日本人のその子供が寄宿舎にいる場合は支給されない。

さらにCOP15では、産業界や国民の声を聞かず、地球温暖化ガス25%削減を密室で勝手に決めてしまった。

生産拠点の海外移転とGDPの激減は避けられないだろう。

頼みの自民党は選挙で敗北して以来壊滅状態。政党支持率が低迷を続けている。最早任せるべき政党が無くなってしまった。

保守を自認してきた彼らは、内部の意見相違によって意思決定が出来ず、外国人参政権法案に反対を表明したのはつい最近のこと。

自民党が分裂するのは大いに結構だと言いたい。

内部に左翼勢力や親中派を抱えている政党を応援する気にはなれないからである。

これからは政治家に頼るのではなく、自分たちが政治勢力を結集し、

その意思を実現しようとする政治家を応援することで、政治における正義を実現したいと思う。

つまり、日本に生きる者として日本という国を尊重し、国の祭祀である皇室を尊重し、国の存亡の危機にあってはこれを守りたいと思う。

世界の中にあっては、自由と人権を擁護し、他の国に積極的に民主化を働きかける国であってほしい。

経済的利益の前に、中国国内の自由と人権を見殺しにすることを許さず

領土問題や歴史問題では、堂々と受けて立つことを求める。

当たり前のこととして、政治でごまかしや偽善がはびこるのを許さず、

また正直に額に汗して働いてきたものが、馬鹿を見るような社会であってはならないと思う。

歴史を通じて受け継がれてきた日本社会のありようは、独自の良さを備えており、

必ずしも欧米と一緒にならなくても良いと考える。

世界でも数少ない低犯罪率の社会として、

あるいは優しさ、思いやりを旨とする精神性を、我々が取り戻すことが出来るよう働きかけていきたいと思う。

7月の参議院選挙で、民主党が過半数を獲得するようなことになれば、これらの法案は通ってしまうでしょう。

これを阻止するためには、有権者が反対の声を上げなくてはいけません。

『永住外国人地方参政権に反対する国民フォーラム』

『頑張れ日本!全国行動委員会』

 


 ─ 決議文 ─

 今、私たちの生まれ育った日本は危機に陥っている。

経済は疲弊し、人心は荒れ果て、偽善と金権腐敗が政権中枢にはびこり、

他国に従属して恥じない政治家たちが国家権力を握り、亡国への道を歩んでいる。

わずかに頼むに足る政治家は少数派として圧迫され、苦闘を続けている。

_

社会の不正や道義を糺すべきマスメディアも、今や戦後日本の物質主義の


風潮に染まり、外国勢力の影響を受けて、その役割を放棄し、亡国の道先案内
人と化している。

_
 差し迫る日本の危機の本質は、単なる政治的経済的軍事的な危機ではない。

それは世界最古の国日本の国柄を消滅させかねない日本人の「心の危機」で
あり、「魂の危機」である。

 明治維新の志士久坂玄瑞は、師吉田松陰の言葉を借りて、次のように述べて
いる。


 『つひに諸侯恃むに足らず、公卿恃むに足らず、草莽の志士を糾合、義挙の


  外にはとても策これ無きことと、私共同志申し合せ居り候ことに御座候。
  

失敬ながら、尊藩も弊藩も滅亡しても大義なれば苦しからず』


 つまり、現在に当てはめれば、「これまでの戦後を担ってきた政治家も財界人
も、もはや頼むに足らない、

この上は、草の根(草莽)国民の義挙の他には、もはや日本を救う手立てはない、そのように我等同志は申し合わせ、決意した。

日本再生の大義の為ならば、あらゆる戦後日本の仕組みを解体、消滅させてもかま
わないという覚悟である」とのまさに「草莽崛起」の決意を示した文章である。
 
 天皇陛下は、御即位二十年の国民祝典において、


「日本人が戦後の荒廃から非常に努力して、今日を築いてきたことに思いを致し、
 今後、皆が協力して、力を尽くし、良い社会を築いていくことを願っています」

という御言葉を国民に賜られた。
 
 私たちは、今、この御言葉に応えようと決意した。

 世界最古の国日本の伝統文化を尊重し、それを築いて来た祖先への責任と、

これから生まれ育っていく子孫たちへの責任を、担おうと決意したのである。


 誇りと優しさと勇気に満ちた、本来の日本人の心を取り戻そうと決意したので
ある。
 
 草の根(草莽)日本国民として、今、何を為すべきかを考えた結論は、「頑張れ
日本!全国行動委員会」の結成だった。

保守の立場に立った政治勢力の結集を見据え、機動的な国民運動を展開する全国規模の大衆組織が不可欠だと判断したからである。

 日本を解体しようとする政治勢力に対して、私たちは、政治、経済、教育等、
あらゆる分野において、真正面から対決し、

同時に、国家観や大局観を備える毅然とした保守の立場の政治家や自治体首長を応援し、その結集を目指していく。


 また、これからの日本を担う若い政治家を全国草莽の手によって育てていく
こと、これらを「頑張れ日本運動」として全国規模で展開していく。

 政治や経済、教育、外交防衛など課題は山積しているが、

とりわけ急務の課題として、日本国民固有の権利である選挙権を在日外国人に与える外国人地方参政権は、

国家の主権や独立を脅かしかねない日本解体法案として、私たちは断固とした外国人参政権法案阻止の戦いを全国展開する。

同法案を推進しようとする政治家に対しては、あらゆる手段を用いて、七月の参院選落選を目指す運動を展開する。

 日本再生の大義を実現するためには、あらゆる日本保守勢力の結集が不可欠
であり、

今後、政界がどのように離合集散しても、私たちは一貫して保守政治家を応援し、その結集を目指し、

政界の混迷状態を打破し、克服する強力な国民行動組織にしていく。

 大義実現の為に、私たちは様々な保守愛国団体とも協力し合い、大同団結し、


あらゆる分野で「日本」と「日本人」を主語とした日本再生「頑張れ日本」国民運動
を展開していく。

 今、一刻の猶予無き日本の危機にあって、私達は、祖国日本に何をしてもらえる
かを願う戦後日本人から、

日本に何が出来るかを考える草の根(草莽)日本国民に変わる決意をした。


 祖国日本は、今、疲弊し、崩壊し始め、草莽の力を求めている。
 私たちの祖国が、今、私たち日本草莽の「草莽崛起」を求めている。
 
 私たち草莽は、小さな石ころのような存在かもしれない。しかし、その石ころを
洗い、磨き上げ、石ころ同士をぶつけ合わせれば、火花が生まれる。

火花は燎火(かがりび)となって山野を焼き尽くし、世界を変える力となるのである。

 「頑張れ日本」運動は、日本草莽によるかがり火を生み出す「草莽崛起」運動
である。

 祖国日本の為に、どんな力でもいい、何か行動しようとする思いと志を抱く
草の根国民は、どうか「頑張れ日本」運動に起ち上がってほしい。

 全国の日本草莽(草の根)は、草莽崛起せよ!

 全国の日本草莽は「頑張れ日本!全国行動委員会」に結集し、起ち上がれ!
 

全国の日本草莽は、それぞれの地方組織「頑張れ日本地方委員会」を結成し、
                                地方から中央へ攻め上れ!


             頑張れ日本!全国行動委員会   会長 田母神俊雄
                                     幹事長 水島 総
                                  事務局長 松浦芳子
             草莽全国地方議員の会         代表 松浦芳子
             チャンネル桜二千人委員会有志の会 代表 上田典彦



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