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北朝鮮どころではない、これだけの核被害。その1 [この国と仲良くならなくてはいけないのか]

http://www.so-net.ne.jp/news/cgi-bin/article.cgi?gid=wor&aid=20090527-570-OYT1T00981


北朝鮮は25日、地下核実験を行った。核実験規模は最大20キロトンで、長崎型原爆に匹敵するという。

 北朝鮮が経済支援などの見返りを得るためだけでなく、核保有国としての地位確立を目指して核開発を進めているとの見方は、一層強まっている。
 北朝鮮は25日、北東部の咸鏡北道豊渓里 ( プンゲリ ) で地下核実験を強行した。朝鮮中央通信は「爆発力と操作技術において新たな高い段階で実施された」と報じ、2006年10月の核実験より、威力や技術を向上させたとアピールした。

こうした動きについて、韓国国防研究院の白承周 ( ペクスンジュ ) 安保戦略研究センター長は「核保有国として米国と対等に交渉したいという北朝鮮の意図が明確になった」と分析する。今後もデータ収集のため核実験を数回繰り返す可能性があるという。

北朝鮮が、4月の衛星ミサイル打ち上げに続き、今回の地下核実験と、これ程矢継ぎ早に強硬策に打って出たのは、何故であろうか。

『救う会』の西岡 力氏によれば、1つは金正日の健康問題と後継問題に絡んで、内政がガタガタしてきた事。

もう一つは外貨がないこと。韓国が李明博(イミョンバク政権になり、金大中(キムデジュン)、盧武鉉 ( ノムヒョン )と続いてきた、北に対する10年続いた太陽政策が終わり、北に流れる資金が枯渇したため、金正日がジリ貧になったことがあるという。

さらに現在、中国は無条件の援助を控えており、人民の生活に対する援助はするが金正日へのポケットマネーは出さないのだという。

 

これらのことから、金正日は一刻も早く核保有国になり、アメリカと対等な交渉をして、潤沢な資金を手にしたいのでろう。

【図解】北朝鮮が地下核実験を実施

【図解】北朝鮮の核施設

 地下核実験の影響が、どのような形で北朝鮮人民に健康被害を及ぼすのか、後日の報道を待つしかないのだが。

 

ところで、北朝鮮の今回の行動にはお手本がある。軍事的に強大化し、核保有することによって政治的発言力を持つようになった中国である。

1964年~1996年まで中国西北部にある新疆ウイグル自治区のロプノール(楼蘭遺跡の近く)で、46回(45回という説もある)の核実験を行った。

その内23回は大気中の核実験であり、中国政府はロプノール周辺への立ち入りを制限している。また中国政府は公式に住民の健康被害を公表していない。

中国核実験映像 

 

日本ウイグル協会主催平成21年3月18日『シルクロードにおける中国の核実験災害と日本の役割』So-tvから引用

在英ウイグル人医師アニワル・トフティ氏の発言

1993年、ゴビ砂漠で羊を飼って生活している方と出会った。彼は私たちに「私はある日神様とお会いしました」というのです。彼が言うには、3年前、数人の軍人が自分のところにやってきて、「この地域ではあなた1人だけに羊を飼う事を許可します。最終的にはあなたの羊を私たちが全部買い取ります」と約束をして帰って行ったそうです。

それからしばらくたったある日、突如非常に明るい光が輝きました。その光は太陽をも上回る明るさだったそうです。そのとき彼は直感的に「これは神様だ」と思い、その場でお祈りをしました。

彼と話している時、私は彼の左側に座っていたのですが、彼が帰る際に彼の姿を見直すと、右側半分は火傷の跡が残っていました。その時は特に気にならなかったのですが、今では、彼が体験したのは核実験だったと確信しています。

それから2年後、彼は亡くなりました。彼が「神様」と会った直後に軍人がやってきて、彼の羊を全部買い取りました。その後に彼を病院に連れて行き、治療をさせたのです。

 

・・・私は個人的に調査を開始しました。その結果、ウイグル地域で最も多い病気は白血病で、2番目はリンパ癌、3番目が肺がんだという事が分かりました。ウイグル地域ではウイグル人だけではなく、長い間ウイグル地域にいる漢民族も、発がん率がものすごく高いのです。

私の調査結果では、漢民族でも30年以上ウイグル地域に住んでいる人は、ウイグルの他民族と同じく、発がん率が35%になります。ウイグル在住が20年前後では25%に下がります。10年前後になると15%に下がります。10年以下の場合は、発がん率は中国全土とほぼ同じレベルです。

中国では、全ての省に1つずつガン専門病院が存在します。ウイグル地域のガンセンターは、1994年のベッド数は約400床でした。それが2008年には約2000床に増床されました。

一方、中国で一番人口の多い河南省のがんセンターでは、1994年時点のベッド数は約500床でした。ところが、2008年には約800床程度しかありませんでした。

なぜ人口の少ないウイグル地域のベッド数が、これほど急増しているのか、一方でなぜ人口が一番多い河南省ではあまり変わらなかったのか。これは重要なことを示していると思います。ウイグルのがんセンターは今、中国で一番大きくなっています。

このがんセンターで治療を受けられる人は、富裕層かあるいは政府機関の関係者のみに限られています。ガンを発症しても病院に行けない人が多数いるだろうことは、十分想像できると思います。

 

1996年、ウイグルのコルラにある鉄道病院で、私がある患者の手術を担当しました。その患者の親戚は手術後、私を山の中へ狩りに連れて行ってくれました。私たちが狩りをしようとしていたのは、異常に巨大化し、妙な体つきをしたネズミでした。ネズミがそんなに巨大化するとはとても想像できないと思います。これから、その謎を解きたいと思います。

また1984年、東トルキスタンの南ウイグル地方で、奇妙な病気が発生し広がりました。すべての道路が封鎖され、外部との交流が遮断されました。

その時は原因が不明だったのですが、イギリスに亡命後、ある資料を見つけました。カザフ人科学者が書いた「バイオハザード」という本です。その本の中で、著者は様々な証拠とともに、1980年代の中国共産党がソ連に協力して我が祖国、東トルキスタンの南部で、生物兵器の実験を行ったということが書かれていました。中国共産党はウイグル人を生物兵器の実験に使っているのです。

ウイグルでの核実験に興味を持つ友達から前日メールがあり、中国共産党は東トルキスタンにおいて、パキスタンが製造した核兵器の実験までも行っていた、という情報が送られてきました。

1998年にインドが核実験を行った1週間後に、パキスタンも核実験を行いました。長期間の準備があったインドの核実験の1週間後に、いきなりパキスタンが成功できるはずはなく、ウイグル地域での2回の実験後の成功であったと思います。

中国政府は1996年から、核実験は全て中止したと世界に宣言しました。ところが1991年香港のメディアによると、中国政府はウイグルのロプノールで核実験を行うだけではなく、外国の核廃棄物を、膨大な処分費をもらいながら、ウイグル地域の地下に埋めているとのことです。

埋めた核廃棄物は再び取り出されることはありません。その地域に住んでいるウイグルの人々は、これから100年、あるいは1000年経っても核汚染の脅威の下で生活しなければならないことになります。

 私たちはコムルの山の中で採取した樹木のサンプルを、イギリスに送りました。そのサンプルから出ている核放射線は、広島の放射線の300倍だったということです。

 ・・・・・・以上

 

中国の多数を占める漢民族は、国内植民地であるウイグル人の土地をどのように扱おうが、彼らの生命が危険にさらされようが、いっこうに省みることがないのである。

 

 

 

 

 

 


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