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デモや大歓迎集結の裏には大使館の動員がかかっている [この国と仲良くならなくてはいけないのか]

G20のためカナダを公式訪問中の胡錦濤総書記に対し、カナダ各地の中国人留学生と華僑が数千人規模で大歓迎した。

ところが、彼らは自発的な参加ではなく、駐カナダ中国大使館が交通費、宿泊費、食事代も含めて、費用の全額負担を条件に動員したものであることが分かった。

2005年当時、胡錦濤がオタワを訪問した時に、行く先々で法輪功や人権団体の抗議に遭遇したため、彼らを圧倒するための政治的な戦いであるという。

大紀元時報の取材による。中国大使館秘書官の音声付。

『公費の留学生と学者は、国に恩返しする時がきた。自費の留学生よりあなたたちの責任はもっと重大で、全員が(歓迎活動に)参加しなければならない』と通達した。

大紀元時報:歓迎活動は政治の闘い

 

いまどき、わざとらしい動員をかけて、人権抑圧への抗議に対抗しようとするのは、この国くらいしかないだろう。

長野の五輪トーチリレー当時の状況も、このようなことだっただろう。

今や抑圧の実態が明らかになっているのに、それでもメンツにこだわり続けている。

世界中で問題を起こし、地下資源を買い漁って現地の国民を搾取、行く先々の国で住民のひんしゅくを買い、いびつな発展を続けている中国。

不動産価格の暴落が始まり、バブルが弾ける時が近づいてきた。

それにしても、日本には中国大好きな輩が何と多いことか。

中国はそのような国ではないとか、今は発展途上でいずれ変わる時が来るとか、

中国のバブルは崩壊しないとか(崩壊しないバブルなんかあったんですかね)、

これから内陸部の発展が拡大するから大丈夫とか(ジニ係数を見よ)、

中国を攻撃するのは、排外主義で凝り固まった右翼だとか、

一体、何を根拠に言っているのだろうか。

夢や幻を見ていると、現実の判断を歪めてしまう。中国が好きなら向こうへ行って住めばいいだろう。

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 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
      平成22年(2010)6月25日(金曜日)
         通巻3005号 <6月24日発行>
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 在仏華人、華僑、新移民がパリで「治安強化」を求めるデモ
  フランス人の反中感情拡大のなか、暴力反対行進に一万人ほどが集結
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 パリが中国人に乗っ取られたようだ、という。北京五輪直前、長野市に五星紅旗が翻り、中国人が反対集会の日本人に暴行をくわえても日本の警察は中国人のデモを守った。長野は中国の植民地のようになった。
 あの屈辱から二年後のパリ。

 6月20日、パリ十三区のベルビュー地区にあつまったフランス在住の華人、華僑、新移民ら二万人(パリ警察調べ8500名)は、治安の強化、暴力から中国人を守れと訴えてデモ行進した。

 「この参加者のうち約五千人が「仏亜連盟」などの組織で、そろいのTシャツには「すべての人が安全に」(SECURITY FOR ALL)とかかれていた」(多維新聞網、6月20日)

途中でデモ隊にまぎれこんでいた華人マフィアの若者ら五十人が通行人に暴力をふるい、デモ隊が暴徒化したためフランス警察は催涙弾を打ち込み、三名を逮捕した。

 フランスの媒体はシラク前大統領の養女(ベトナム人)も参加したため大きく取り上げたが、保守派の多くは眉をひそめた。

 もともと事件の発端は6月1日。中国人居住区のレストランで結婚式が行われ、傍若無人の大騒ぎ、町にゴミを捨てる大声でわめくなど。抗議に来たフランス人に中国人がピストルを発砲し、警察沙汰となった。

 「促喊促賊」(泥棒が逃げるときに、「泥棒」と大声をあげ、さも犯人を追っかける演技をする)の得意技をもつ彼らは先制攻撃にうつる。

 ピストル発砲を棚に上げて、在仏華人の生命を守れ、治安を強化せよという呼びかけとなり、しかもこのアピールはアルジェリアなどからのアラブ人移民のほか、ラオス、ベトナム、カンボジアからの移民が多いパリでは耳目を集める。

 他方、移民排斥、フランス文化を守れと訴えるルペンらの保守勢力は次期選挙でサルコジを脅かすほどの一大政治パワーとなっている。世論調査の支持率は20%近い。
ルペンの娘が同党を率いている。イタリアでも保守の伸張がつたわり、オランダ、ペルギーでは保守政党が第一党となっている。

日本は保守新党乱立でまだまとまったパワーとならない。
自民党も民主党も中国からの移民歓迎、外国人にも子供手当を支払い、後者は近い将来には永住権をもつ外国人には地方参政権を与えると公言している。

とはいえマスコミがまったく無視しているが、池袋のニュー・チャイナタウンでは保守系日本人による「中華街建設反対」のデモも行われている。


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