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日本の朝鮮統治時代で知っておくべきことは何か4 [民主党]

「日本の朝鮮統治時代で知っておくべきことは何か」では、日本人が一般に知らされていないことを敢えて明らかにしようとする目的をもって書いてきた。私自身は朝鮮人を敵視するつもりはない。我々の周りには、良い朝鮮人もいれば悪い朝鮮人もいると考えている。

問題なのは、韓国政府が国民統合の手段として反日を使っていることだ。親日派を弾圧し、彼らから財産を没収、教科書には過剰なほどの反日的な記述と虚偽の歴史記述。

しかし韓国側の謝罪要求に対して日本の対応は、相手を刺激しないようにと、いつも腰が引けている。謝罪を続ければいつか理解してくれるだろうというのは、今までのこの問題を巡る経緯がすでに否定していると思う。

謝罪を続ければ続けるほど、彼らの反日非難はさらに大きくなっていくではないか。彼らのいう事が事実であるのか、戦前の日本人は強制連行や従軍慰安婦など残虐で悪逆非道の限りを尽くしたのだろうか。 

今回調べてみて分かったことは、多くのことがフィクションであり、時に彼ら自身が行って来たことや宗主国中国から受けてきた体験を、日本に向けて投影しているということだった。

断言しておくが、鼻を削ぎ落して目を抉り出し、内臓を引き出すなどというのは、日本人にはとてもできない所業である。

このような汚名を着せられて、我々は黙って認める必要がない。正々堂々とお互いに主張をぶつけ合うことで、より良い関係を築いていけば良いと思う。

☆日本はなぜ韓国を併合したのか

初めから併合が目的だった訳ではなくて、併合に至ったいきさつがある。中村粲氏の説明に従って述べる(文責は筆者)。

日露戦争直前まで韓国は「親露侮日」の態度をとっていたが、日本軍の圧倒的な優勢が伝えられると、にわかに親日となった。手のひらを返したように態度は変わった。

日露戦争で日本が勝利すると、ロシアはポーツマス条約で日本による韓国保護化を承認、アメリカも桂タフト協定で承認、イギリスも承認、韓国保護化に反対する外国勢力はいなかった。

日韓議定書と二度に渡る日韓協約で、韓国の軍略的使用、外交権を掌握し、1906年韓国に統監府を設置した。初代統監は伊藤博文。

そこから一事が次の一事を呼ぶ、即ちハーグ密使事件、純宗の南北巡行を経た結果として、韓国併合が決定された。

1907年オランダのハーグで万国平和会議が開催された。韓国皇帝の密使がそこで保護条約の無効を訴えたが、結局相手にされなかった上、密使が日本にばれてしまった。伊藤は退位を迫ったわけではないが、高宗は内閣の進言により皇位を純宗に譲った。

この事件で、日本は内政をも掌握する必要に迫られ、第三次日韓協約を締結した。統監府による政治は、韓国の自治育成政策で、具体的には司法制度の整備、銀行制度、教育の振興、殖産興業など韓国が独り立ち出来るように、との目的からだった。

伊藤は毎週、施政改善協議会で韓国の閣僚と会議を持ち発言した。司法制度を改善しなければ外国は治外法権を撤廃できない。改善されたら日本がまず治外法権を撤廃し、外国が撤廃するように努力しよう。

さらに伊藤は皇帝純宗に対して、民情を視察するため韓国内を巡行(帝王学として)するよう提言した。ところが、随伴することになった伊藤には、巡行するにつれ心境に大きな変化が生まれたのではないか。

今まで、日本の負担になるとして反対していた韓国併合に、賛成したからだ。それは何故か。

中村粲氏によると、南北巡行の中で、韓国民に韓国皇室に対する尊敬の念がまったくないこと、伊藤が行う統監政治への認識や感謝の念がまったくないこと、巡行の最中にも自分を暗殺しようとする者が横行したこと、を知ったからだという。愛想を尽かしたのではないか。

☆何故日本に敵意を剥き出しにするのか

今まで何度も日本に対し謝罪要求をしてきて、その度ごとに問題を大きくし、さらにまた謝罪要求を重ねるというパターンは、どう考えても異常である。

櫻井よしこ氏によると、日本は今まで36回謝罪したという。これだけ謝罪すれば、いい加減に納得してこれからの対日関係を良好にする方策を考えようとしないのだろうか。

被害者意識や恨み、憎しみを超えて、お互い理解しあうことはあり得ないのだろうか。

国家が謝罪するというのは世界で前例がなく、嘗ての植民地支配を行ったイギリス(インド、ビルマ)、オランダ(インドネシア)、フランス(ベトナム、カンボジア)が謝罪したという話は聞いたことがない。これらの国は日本と較べものにならない程の過酷な支配を行い、後には何も残さなかった。

ところで韓国人の国民統合は何によってなされたのか。

恐ろしい話だが、日本に対する憎しみや侮蔑であるという。憎しみや侮蔑は、日帝36年の支配が原因ではなく、日帝支配はその結果だそうだ。

とすれば原因は何なのか。華夷秩序で日本は韓国よりも下位の序列で、文化的にも劣った国であるにもかかわらず、上位の韓国を侵略し野蛮の限りを尽くしたからだという。

呉善花氏によると、『華夷秩序というのは、「文明の中心=中華」と「その周辺の感化・訓育すべき対象としての侵略的で野蛮な夷族」で構成される。

中華世界の中心にあった中国とその忠実な臣下だった歴史的な朝鮮半島諸国は、日本という国を千数百年にわたって、「その周辺の感化・訓育すべき対象としての侵略的で野蛮な夷族」とみなし続けてきたわけです。

韓国の日本観の根本にあるのは、こうした歴史の意識体験に由来する侮日観なんです。』

ということは、日本人は倫理・道徳的に価値の劣った野蛮人(原因)であるから、韓国を植民地化(結果)したのだということになる。

朝鮮が日本に文化を与えてきたのに、下に立つべき日本が我々を見下して馬鹿にしている、これは許せない、大きな屈辱感。放っておくと何をするか分からないから、反省させ続けなくてはならない、ということだ。

このことは朝鮮だけではなく、今の中国を理解する上でも重要な問題を含んでいる。

こういう国に対してどう対応すべきかは、あなたに考えてもらいたい。

いずれにせよ、謝罪し続けることが何の解決にもならないことは明らかである。

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引用・参考文献

中村粲『大東亜戦争への道』so-tv

黄文雄・呉善花・石平『売国奴』ビジネス社

 

 


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